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内田けんじ監督・脚本、俳優・堺雅人主演の映画『鍵泥棒のメソッド』が24日、中国・上海で開催された『第15回上海国際映画祭』のコンペティション部門で「脚本賞」を受賞した。内田氏は「映画の脚本は、映画が完成した時に完成するも のだと思っています。この映画に参加してくれたスタッフ、キャスト全ての人に感謝しています」と、喜びをあらわにしている。 106の国と地域、1643の応募作から選出された全17作品で争われた同部門に、日本から唯一選出された同作。上映当日は5スクリーン(約3000席)のチケットが即完売するといった盛況ぶりだった。同映画祭では、過去に岩井俊二監督の『リリィ・シュシュのすべて』(審査員特別賞、最優秀音楽賞)、山田洋次監督『武士の一分』(最優秀音楽賞)などが受賞してきたが、脚本賞は今回が初めてとなる。

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