俳優・高岡蒼佑との年内離婚が取り沙汰されている女優の宮崎あおいが28日、都内で開催された『第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞』授賞式に出席した。今月21日の『報知映画賞』表彰式ではめていた左手薬指の指輪がなかった宮崎は、司会の露木茂フリーアナウンサーから「集まったみなさんは左手薬指の指輪が気になると思いますが、これは私の独り言ですので…」と切り出され苦笑。この日も離婚については語らず来年の抱負を語るにとどめた。

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　映画『ツレがうつになりまして。』『神様のカルテ』で主演女優賞を受賞した宮崎は「ちょうど10年くらい前に新人賞でここに立たせてもらい、また主演女優賞をいただけた」と感謝。来年の抱負を聞かれ「毎年言ってることなんですけど、語学を勉強したい。きちんと勉強して、コミュニケーションをとれるようになりたい」と意気込んでいた。

　プレゼンターとして、昨年『悪人』で主演女優賞を受賞した深津絵里と『ツレがうつになりまして。』で宮崎と夫婦を演じた堺雅人が登壇。大河ドラマ『篤姫』でも夫婦役で共演していた堺は「現場にいるだけで、作品の中へと誘ってくれるありがたい存在」と祝していた。

　故・石原裕次郎さんの誕生日にちなみ、毎年12月28日に行われている同授賞式。新藤兼人監督が『一枚のハガキ』で作品賞と監督賞の2冠に輝いたほか、主演男優賞を松山ケンイチ、助演男優賞を西田敏行、助演女優賞を加賀まりこ、新人賞を井上真央、外国作品賞を『英国王のスピーチ』、石原裕次郎賞を『探偵はBARにいる』がそれぞれ受賞した。