俳優の小泉孝太郎が、昨年に続き『柔道グランドスラム東京2011』（テレビ東京系　12月放送）のメインキャスターに起用され4日、同局で行われた会見に出席した。大橋未歩アナウンサー、特別ゲストとして参加する柔道五輪3連覇の野村忠宏選手とともに進行する小泉は「僕が疑問に思ったことを、野村さんの力を借りて投げかけたり、伝えられることは大きいと思う」と抱負。柔道未経験とあって、野村選手が「近々（技を）仕込んでおきます」と予告し、本人も「これきっかけに柔道界と長くお付き合いできれば」と語った。

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　柔道グランドスラムは、2009年より国際柔道連盟（IJF）が主導するワールドツアーの一つで、年4回にわたって開催。今大会は、来年に迫ったロンドン五輪の代表選考会も兼ねているため、ハイレベルな戦いが予想されるとあって、小泉は「去年と違った盛り上がりがあると思う」と期待。野村選手も「選考会も兼ねてるので、重要な試合になる。柔道家として注目してみていきたい」と意気込んだ。

　二人はこの日が初対面。お互いの印象について、小泉は「テレビを通して見ていて、アトランタから金メダルを3回取った柔道界のヒーロー。びっくりしたのは、意外と手が柔らかかったこと。篠原（信一）監督とは違くて驚きました」と明かせば、野村選手は「すごい男前で、柔道界にはこんなのおらん。柔道の経験はないみたいだけど、今日話してみて勉強されてるなと思った」と関心していた。

　柔道への挑戦をうながされた小泉は「お手柔らかにお願いします」と頭を下げ、野村選手も「まずは受身から行きましょう」とノリノリだった。なお、スタジオ解説はバルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦氏とアテネと北京五輪金メダリストの谷本歩実氏が務める。放送は、12月9日（金）午後7時から、10日（土）午後6時半から、11日（日）午後7時54分からをそれぞれ予定している。