山田孝之が明かす『dele』での挑戦 保身に走らない勇気、視聴者を信じて裏切る
“違和感”は、とてつもない努力や挑戦の結果
山田孝之菅田将暉をはじめとする魅力的なキャスト、そして熱意にあふれたスタッフの方々との共作が評価されたことは、とても嬉しいことです。
――数々のドラマに出演されてきているなか、今作における脚本や演出、また企画そのものに関して特別に感じられたことはありましたか?
山田孝之『dele』は、これまでの日本のテレビドラマの制作方法とは大きく違いました。それは、枠に囚われないアイデア、保身に走らない勇気、視聴者を信じ、そして裏切ること。一見なんてことない“違和感”も、実はとてつもない努力や挑戦の結果です。それらすべてを実現できたのも、テレビ朝日の山田兼司プロデューサーのおかげだと思っています。
車椅子生活にリアリティを出すため、下半身を小さくした
山田孝之車椅子生活にリアリティを出すため、撮影の1ヶ月以上前から車椅子を貸していただき、自宅での練習、撮影現場でもできるだけ車椅子から降りないようにしていました。下半身を小さくするため階段は使わず、上半身を大きくするためトレーニングを続けていました。
――本作に参加したことで、俳優として学んだこと、成長したと感じることはありますか。
山田孝之『dele』を作ったことで学んだことはたくさんありますが、それについては語るのではなく、今後の作品づくりの姿勢や結果で見せていけたらと思います。
――最後に、受賞を受けての今後の活動への意気込み、応援していた視聴者へのメッセージをお願いします。
山田孝之みなさんに楽しんでもらえる作品を作るため、今後も枠に囚われず、保身に走らず、なにより自分が本当に楽しめる物作りをしていきたいと思います。