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#007 今週の急上昇キーワード(更新日:2007/09/11)
『フリーダムタワー』
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遺族の心を癒す「千の風になって」
秋川雅史の「千の風になって」はミリオン達成の大ヒット
秋川雅史の「千の風になって」はミリオン達成の大ヒット
2001年9月1日の米同時多発テロ事件では、日本人24人を含む90カ国以上の3000人近くが犠牲になった。事件の翌年に行われた追悼式で、父親を亡くした11歳の少女が一編の詩を朗読した。

  「Do not stand at my grave and weep」

 作者不詳とされた一編のこの詩は、死者を悼む場で静かに伝えられてきた。1987年、女優マリリン・モンローの25回忌にも朗読されたらしい。

 日本では、芥川賞作家で作詞・作曲家の新井満が「千の風になって」と訳し、曲をつけたのが広まった。2003年11月に新井満のシングル「千の風になって a thousand winds」が発売。その後、2004年には映画『千の風になって〜天国への手紙』が製作されたり、新垣勉をはじめとする競作も出はじめる。

 そして、2006年大晦日のNHK『紅白歌合戦』でSMAPの木村拓哉が朗読し、テノール歌手の秋川雅史が歌って、大きな反響を呼んだ。

秋川の「千の風になって」は、2006年5月24日の発売以来約1年半をかけて今年8月にミリオンセラーを達成し、今や国民的愛唱歌になりつつある。

 言語の壁を越え、なぜ、この詩は人の心を癒すのか?この詩はどこで生まれ、どう語り継がれて来たのだろうか?愛する人を失った人々は、この詩から何を得るのだろうか?

そんな思いに突き動かされ、詩のルーツと軌跡を巡って、女優・木村多江をナビゲーターに日本、イギリス、カナダ、アメリカ・・・と旅する番組も、2006年11月にNHKで放送された。「9・11」テロ被害者の遺族らも登場し、彼らにとっての“真実”を語っている。

番組写真 番組写真
(C)2007 NHK/テレコムスタッフ
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