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安室奈美恵『ライブ&プライベートも充実したアリーナツアーと新曲を語る!』
客席との距離感も違うし、すごく楽しかったホールツアー
安室奈美恵すごく楽しかったですよ。客席との距離感も違うし、私自身もホールの方が会場の空気感を体感できるから、歌いやすいし、やりやすい。ただ、ホールをたくさんやるとなると、体力的には大丈夫なんですけど、喉的にはリスクが大きくなりますからね。喉さえ大丈夫なら、ホールをたくさんやりたいっていう気持ちはあるんですけどね。
――1〜2万人収容のアリーナ1回分だと、通常のホールだと10公演以上やる計算になりますからね。ちなみに、今回はツアーの合間に何か楽しんだことはありますか?
安室出雲大社に初めて行きました。まだとくにご利益はないんですけどね(笑)。あと、ずっと行きたかったユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のゾンビナイト(ハロウィン期間限定開催のイベント)にも行ったんですけど、すごい楽しかったです。時間になるとゾンビがいっせいに出て来て、USJのなかを徘徊してるんですよ。みんなが歩いてるとこで踊ってたり、いたるところで噛まれてる人がいたりとか。“ここは凶暴なゾンビがいるからみんな気をつけろ!”みたいなことを言ってる人もいて。そのなかにはたぶん、一般の人もいたと思うんですよね。
――もしかしてそれもエキストラの人だったりするんじゃないですかね(笑)。
安室え?どっちだろう。しまった、ひっかかったかな(笑)。ほんとはゾンビと一緒に写真を撮りたかったんですけど、ちょっとお忙しそうだったから今回は諦めました(笑)。
今年はゆるさもありつつ、ライブもやれたらいいな
安室バラードというと、悲しい感じとか失恋をイメージしちゃいがちだけど、「TSUKI」はサウンドが切ないだけで、詞の世界観は意外と前向きなのかなと思うんです。
――その「TSUKI」は、映画『抱きしめたい−真実の物語−』の主題歌として書き下ろされた1曲なのだとか。
安室ストックしていた楽曲のなかに「TSUKI」のデモもあったんです。それで映画のお話を頂いた時に、“あの曲が合うかも”と思って提案させてもらいました。主人公の女性がすごく前向きな方という印象だったので、悲しい顔や切ない顔じゃなく、笑顔で明るく歌えたらなと思っていました。
――「TSUKI」には、今回のツアー中にもいち早く披露された「Neonlight Lipstick」と「Ballerina」も収録。この2曲のような、アルバム『FEEL』の流れをくむアッパーなダンスミュージックの気分は今年も続いていく感じなのでしょうか?
安室ん〜、そこはまだ誰もわからないかもしれないですね(笑)。これから出会う曲によるかなっていう感じですね。
――では、プライベートでは?新たに挑戦してみたいことはありますか?
安室部活みたいなことをしてみたいなとは思っているんですけど、みんなの共通の何かとなるとなかなか難しいんですよね。ゴルフという案も出たので、ツアー中、パターマットを買って楽屋においてたんですけど、私は1〜2回しかできなかったですね(笑)。仕事では……2012年がデビュー20周年というひとくくりの年だったので、2013年はもう一度スタートラインに立って、単純に歌って踊るという、“自分リセット”のツアーだった感じでした。今年はゆるさもありつつ、ライブもやれたらいいですね。
(文:早川加奈子)
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