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ORICON NEWS
a-nation 2013 stadium fes.『11万人を動員した毎年恒例の夏の祭典をレポート!』
初々しい新人から実力派までヒット曲満載のステージ
初々しさから一転、風格たっぷりのステージをみせたKREVA。「今年初めて『a-nation』に出させてもらいました。このタンクトップ野郎、早く終わらないかなって思ってる人も多いかもしれないけど(笑)、後ろで待っている出演者たちが、盛り上がりすぎじゃないって言い出すぐらい、このイベント全体を気持ちいい空気にしましょう」と親近感あふれるトークで観客の心を捉え、最新曲「BESHI」を熱唱。サビ部分では、5万5000人の声が響き渡ると「みんな優しい〜」と歓喜をあらわに。グルーブ感たっぷりのサウンドとメッセージ性の高い歌詞、気取りのない人柄で、しっかりと観客の心をキャッチしたKREVAは、ラスト曲「Na Na Na」で見事なコール&レスポンスを果たした。
上手ステージで、MIHIRO〜マイロ〜が伸びやかなスイートボイスで「Baby I Love U」を奏でたあと、Every Little Thingが登場し、1曲目の「Dear My Friend」から暴走モード突入!観客と一緒に歌い、弾けまくる持田香織。その後ろで温かいまなざしを浮かべながら、激しいギターを奏でる伊藤一朗。この日は、秋のスペシャルドラマ『抱きしめたい〜foever〜』の主題歌「アクアマリンのままでいて」をいち早くお披露目。最後は「Time goes by」でしっとりと聴かせ、これまでの『a-nation』と異なる新鮮な締めくくりをみせた。
暑さも吹き飛ぶ最高潮の盛り上がり!赤く染まった夏の夜――
興奮冷めやらぬなか、「『a-nation』東京〜今年も盛り上がっていくぞ」(DJ KOO)とTRFが登場。「BOY MEETS GIRL」や「CRAZY GONNA CRAZY」など、『a-nation』に欠かせないノリノリのダンスチューンをノンストップで繰り広げ、さらに場内は大きな興奮に包まれた。
スタジアムが上昇気流に乗るなか、初日のトリを飾ったのは東方神起。一気に青から赤色に染まりゆく場内。「東方神起」コールが自然と響き渡るなか、2人がステージに姿を現すと耳をつんざく5万5000人の爆声がステージに放たれた。「Catch Me -If you wanna-」でスタートし、「B.U.T(BE-AU-TY)」「Superstar」と激しいナンバーを畳み掛けると、会場は熱狂の渦に。「今日ヤバイですね。短い時間ですけど、『a-nation』をもっと素敵な思い出にしましょう」(ユンホ)、「もう、すぐ9月になるんですけど、この会場はものすごく熱いです」(チャンミン)とレッドオーシャンと化した会場を見渡し、ハイテンションの2人は、さらにエンジンを加速させ、最新シングル「SCREAM」、「OCEAN〜ウィーアー〜Summer Dream」のメドレーでは、2手に別れてフロートに乗車し、スタンド席の観客の目前へ。おなじみの「WE ARE “T”」をユンホの呼びかけで、5万5000人が一斉にポーズしたりと、観客とコミュニケーションを楽しんだ2人は、ステージに戻り、「Humanoids」を渾身の力でパフォーマンス。頭から水をかぶりながら(チャンミンはフロートで移動中すでに水浸しに)「今日は短い時間でしたが、ここにいるみなさんとひとつになった気がして幸せでした」とユンホが想いを告げ、ステージを去ると思わせつつ「Somebody To Love」で観客と一緒にタオルを振り回しながらジャンプ!「みんな大好き〜」とユンホは叫び、チャンミンはステージに仰向けに寝転がって熱唱し、最高潮の盛り上がりのなか、フィナーレを迎えた。「今年の夏の野外ライブは今日が最後だったんですが、最後まで盛り上がれたと思います」(チャンミン)、「すごく楽しかった!」(ユンホ)、「それでは、東方神起でした!」と満面の笑みの2人が声を揃えると、上空に大きな花火が打ち上がり、華やかに終焉を迎えた。
(文:星野彩乃)
『a-nation 2013 stadium fes.』はWOWOWで観よう!
「a-nation 2013 stadium fes. ver.0901」
9月1日に東京・味の素スタジアムで行われた『a-nation 2013 stadium fes.』の模様をWOWOWで放送!浜崎あゆみや氣志團、倖田來未、SHINeeら豪華アーティストたちが出演のライブを観よう!!
【放送日】10月6日(日)午後9時〜 [WOWOWライブ]
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