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シンディが卵巣のう腫の手術を報告 過去には30センチののう胞も【バチェラー連載Vol.4 後編】
新たな夢は、子宮がん検診を促進する活動をすること
シンディ:私自身、2回目の手術で、これから妊娠できるのかという不安がありました。ある時少しだけストーリーズに載せたら、同じ病気を乗り越えた女性や、今同じ病気に立ち向かっている女性からのメッセージが何百通も届いて。実際に2回手術された女性からは「妊娠して今は子供を3人産んでいます」とか「男の子を育てています」とメッセージを頂き、すごく救われました。私が発信することで背中を押してあげられる女の子もいますし、発信することで届くメッセージに私自身も救われています。
――今後の活動についての構想があれば、具体的に教えてください。
シンディ:検診を促進している団体さんと活動していきたいと思っています。例えば、「子宮頸がん検診」という名前だと行きにくいと感じると思うんです。なので「ビューティー検診」など名前を工夫したら、多くの方が親しみを持って検診に参加できるのではないかと考えています。まだ手探りですが、自分にできることがあればボランティア活動やイメージガールのような仕事もやりたいですし、医療従事者の方と一緒に何かができたらうれしいなと思っています。
シンディ:試練は乗り越えられる人にしか与えられないと思います。私も18歳の頃に病気がわかったときは、死んでしまうんじゃないか、などマイナスな気持ちになってしまうことも。でもその経験があったからこそ、人生は1回きりだということに気付けて、こうやって色々な仕事をしようと思えました。乗り越えたら違う世界が見えてきます。「私だからこそ、この病気になっているんだ」と気持ちを切り変えることができれば、恐怖を乗り越えて活力が湧いてくるんじゃないかと思います。「君なら大丈夫だよ」って神様が背中を押しているんだと思います。
(取材・文:Nana Numoto)