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シンディが“ナンバーワン”にこだわる理由 「一番にすがりついて生きていたい」【バチェラー連載Vol.4 前編】
『バチェラー・ジャパン』シリーズ参加者の「今」について追求する本連載の第四弾(前半)となる今回は、シンディ氏がなぜ旅を終わらせたのか、過去の仕事のこと、そして起業に向けての熱い思いを語ってもらった。
はつらつと明るい笑顔には、“誰にも負けたくない”という力強いパワーが宿るシンディ氏。バスガイド、キャバクラ嬢、「バーレスク東京」のダンサーと多様な職業を経験したシンディ氏だからこそのエピソードを明かしてくれた。
旅の途中で帰った理由 女性には男性の一歩“前”にいてほしい
シンディ:参加後からは、人との向き合い方が変わりました。今までは男性と接するときにどうしても自分が優位に立とうとしながら接してしまっていました。でも黄皓さんと向き合い、話しをしたことがきっかけで、対等の立場で男性と会話できるように変わった気がします。
シンディ:前職ではキャバクラやダンサー、バスガイドなどを経験しており、男性にちやほやされるような仕事が多かったのです。どうしても自分が上で当たり前といったスタンスのところがありましたね。
――『バチェラー・ジャパン』参加当時は、途中で旅をやめるという決断が話題になりましたが、反響はありましたか?
シンディ:すごくたくさんの声が届きました。私は、女性が男性よりも一歩“前”にいることがすごくいいことだと思っているんですよ。日本の文化って、女性が男性の一歩後ろに下がっていることが美徳だというイメージが根付いていると思うのですが、今回私が自分の意思を面と向かってしっかりと伝えたことによって、自分の気持ちをうまく言えないという悩みを抱えた女性からたくさんの反響があったことが一番うれしかったです。恋愛の悩みがある方、男性の言うことばかり聞いて自分を見失ってしまっている女性から「劣等感を感じるような恋愛はしたくないというシンディちゃんの言葉を聞いて、考え方を変えて新しい恋愛に進むことができました」と言ってもらえました。
シンディ:正直、あまり向いていなくて。持病の手術(連載後編に詳しく記載)が重なってしまったので、それが落ち着いてやっとここから仕事を再スタートするぞというタイミングです。恋愛も再スタートできたらいいなと思っています。ずっと白馬の王子様を探しているのですが、全然出会えないですね。
起業を決意しインフルエンサーの新しい働き方を模索
シンディ:SNSを使って自分を発信して、それをきっかけに舞い込んできたチャンスには挑戦するようにしているのですが、明確に取り組んでいることがあるわけではありません。実はこれからの目標がいくつかあります。まずは今回、病気で手術をした経験を生かして、女性に定期検診の大切さを伝え、促進する運動をしていきたいです。そして私たちのようなインフルエンサーにとって新しいコミュニティの場を作れたらいいのではと思っています。私は前職がバスガイドでバスツアーを経験したこともあるので、インフルエンサーが経営するバスツアーのイベント会社を作ろうと考えているところです。
――ご自身で起業されるのですね。
シンディ:ちょうど7〜8月くらいから起業しようと考えています。自分がバスガイドとインフルエンサーの両方を経験しているので、うそ偽りないサービスを作れると思いますし、旅行や観光業はこのコロナ禍でも息抜きとして皆さんをサポートできると思っています。新しいことを自ら作り出して挑戦することは、自分にとってもワクワクして楽しいんですよ。