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芸人JP、「ご本人からの公認は今後もいらない」 “戦略”として導き出した松本人志ものまね
原口あきまさは“人生の教科書”「ものまねは声や顔が似ているということだけじゃない」
「テレビでいろんな人のものまねをやったとしても、“なんかすごかったけど、結局なんのものまねの人だっけ?”ってなるじゃないですか。そうなる前にテレビ的な戦略を考えなければいけないなと。そのときに、ホリ=木村拓哉、原口あきまさ=明石家さんま、コージー冨田=タモリみたいな代名詞を作らなければならないと思ったんです」
これまでも松本人志のものまねをしている人はいたが、“一言だけ似てる”、“顔が似てる”、“関西弁がいまいち”なことが多く、完璧な松本人志は存在しなかったという。
ものまね芸人として“型”を決めて走り出したJPだが、そんな彼に大きな影響を与えたのは原口あきまさ。『ワイドナショー』のオープニングでは、東野幸治と松本人志に扮して息の合った掛け合いを見せたが、原口流で育った彼だからこそ、東野に扮する原口のアドリブにもついていけた。
「原口さんは手加減なしでぶつかってきてくださいました。台本にはザックリした内容は書かれていましたけどほぼアドリブ合戦でしたね(苦笑)。原口さんが本気だからこっちも本気でやらないと喰われてしまいますし、相手が原口さんならどうなっても大丈夫という安心感もあって思いっきりぶつかることができました。ご一緒するたびに緊張しますけど、その緊張感がまた新しいものを生み出している実感があるので、原口さんには心から感謝しています」