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「すき間を探していた」倖田來未、歌うために辿り着いた“エロかっこいい” 素の自分との葛藤を救ってくれた母の言葉

結婚して10年…妻として母として、いちアーティストとの両立「仕事も大事だけど、一番は恋」

――またサービス精神の盛り上げトークが(笑)。辛い時期はどう乗り越えてきましたか。

倖田來未結局は、人なんです。良い家族、良い友達がいて、守ってくれるスタッフや仲間がいて。そして、私はやっぱり仕事も大事ですけど、一番は恋なんです。恋を頑張らないと、仕事を頑張れないの。特に忙しい時期は、地方に連チャンでライブがある中でも、深夜バスに飛び乗って帰って、彼に会って補充してまた始発で行くみたいな感じでした。

――恋愛体質は今も変わらないですか。

倖田來未全く変わらない(笑)。今は私が仕事でいない時は、パパと息子が二人で「ママはライブなんや〜。男同士楽しもうぜ」と頑張ってくれています。結婚してもうすぐ10年経ちますが、変わらず好きです。

――どうやってその気持ちを維持するんですか?

倖田來未私はいつも男を落とす方法を聞かれると、「申し訳ないと思うぐらい尽くせ」と言うんです。ちょっと尽くすぐらいやったら都合のいい女になるけど、とことん尽くして「申し訳ないな、こんなにしてもらって。俺もなんかやってあげな」と思うところまでもっていかなあかん、と。だから、私は彼が一番だし、彼も私が一番と思ってくれているの。そのかわり、新鮮さを保つための努力もしていますよ。手編みのマフラーとかね。1回もつけているのは見たことないけど(笑)。それに、私は彼の鼻毛が出ていても「恋が冷める」と言いながら、シェーバーでカットするんですよ(笑)。逆に、かっこいいと思うときは「今日みたいな感じでいてほしい!」「今日の顔好き」「今日のスタイリング好き」「その表情好き」と、常に言っています。

――12月6日にデビュー20周年の集大成ともいえるオールタイムベストアルバム『BEST〜2000-2020〜」が発売されます。21年目向けて、今後の目標をお聞かせください。

倖田來未例えば「『キューティーハニー』を聴いていたとき、この人と恋していたな」とか、「学生時代は大変やったな」とか、歌によってよみがえる思い出ってあると思うんですよ。このベストアルバムを聴いて、思い出にぜひ浸ってほしいし、皆さんの人生に私の曲が寄り添えていたら幸せやなと。今後もずっと歌っていきたいし、5年後や10年後に思い出に乗せていただけるような楽曲を今後も出していけたら何より嬉しいです。
(取材・文/田幸和歌子)

100のコドク達へ

ベストアルバム『BEST〜2000-2020〜』

12月6日発売 
通常盤【3CD+DVD】価格:5,000円(税抜)
デビュー20周年のアニバーサリーイヤーを締めくくる、 キャリア初のオールタイムベストアルバム。
デビュー曲「TAKE BACK」から、2020年にリリースされたデジタルシングル「XXKK(読み:ダブルエックスケー)」までの、 100曲近いシングル楽曲を網羅した8CD+3Blu-rayの限定盤と、 これまでのシングル曲の中からセレクトされた3CD+DVDの通常盤の2形態がリリース。 倖田來未の活動の歴史がコンプリートされたオールタイムベストアルバム。

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