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石原夏織と愛犬・むーちゃん“大百科” 謎の猫好き、家族内序列、マニアックな溺愛ポイントを語る

かわいさあまってグッズ誕生 ファンからも愛される存在に

――最近では、むーちゃんがモチーフになった、アパレルブランドLeeとのコラボスエットや、ライブグッズなども誕生しましたよね。
Leeさんとのコラボスエットは、Leeさんのデザインチームの方と打ち合わせに伺って、むーちゃんの毛色を活かした刺繍を胸元に入れていただきました。ファンの方からも「かわいい」という声をたくさんいただいて! SNSによく写真を載せていることもあって、むーちゃんを大好きでいてくれるファンの方が多いんです。ありがたいことにおもちゃを送ってくれる方もいて、本当にかわいがってもらっているなと思います。
――ライブグッズの「むーちゃんぬいぐるみチャーム」もすごくかわいいです!
そうなんですよ〜! ファンの皆さんがぬいぐるみ用にお洋服を作って着せている写真なども見ています! メイクさんの息子さんたちもすごく気に入ってくれて、幼稚園や歯医者とか、いつも一緒に出かけてくれているみたいでうれしいです!
――ご家族以外の方々にもむーちゃんが愛されるのはどんな気持ちですか?
「本当に誇らしいな、私の娘は」という感じです(笑)。こんなにかわいがってもらえるなんて幸せですよね。家族の中で私は、むーちゃんのお姉ちゃんという立ち位置ですけど、こういうときは親目線になりますね。

ライブで新曲初披露 MVでは泣く演技に初挑戦

――ライブやイベントなどの幕間映像にむーちゃんが登場することがあるそうですね。
そうなんです。むーちゃんが登場したり、私が何かに挑戦して失敗したりする映像を流しています。

先日行われた2nd LIVE『MAKE SMILE』(2月20日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール)はコロナ禍でファンの皆さんに声を出すことを控えていただいていたので、「石原夏織と日帰り旅行に行ったら」というシチュエーション映像を作りました。
――そのライブのことも聞かせてください。新曲も初披露されましたよね。
去年出したアルバム『Water Drop』(2020年8月発売)とシングル『Against.』(同11月発売)がメインになっているライブだったので、初披露曲が多かったですし、その中でまだ音源が世に出ていない新曲『Plastic Smile』を歌うのはすごく緊張しました。ふだんはアンコールまでたどり着けば残り少ないのでホッとするんですけど、今回はアンコール1曲目が6枚目のシングル『Plastic Smile』(4月21日発売)の初披露だったので、そこまではずっと緊張して集中していました。

『Plastic Smile』初回限定盤

『Plastic Smile』初回限定盤

――『Plastic Smile』は、石原さんが声優としても出演しているアニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』(TOKYO MX、BS11ほかで放送中)のエンディングテーマでもありますが、作品のイメージに沿った歌詞になっていますね。
アニメは、うまく笑えなくなったり、感情を出せなくなった子が、ある人と出会って世界が変わっていく、本当の自分になっていくというストーリーなので、すごくぴったりな歌詞を作っていただけたなと思いました。そういうふうにお願いはしていたんですけど、あがってきた歌詞の一発目の段階ですぐに「これがいい!」と思いました。アニメを知らずに聴いた方でも共感してもらえる歌詞になっていて、自分が求めているものに近かったので「私が書いたのかな?」と思うくらい(笑)、気に入っています。

アニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』キービジュアル

アニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』キービジュアル

――レコーディングはいかがでしたか? お気に入りのフレーズも教えてください。
キーは高いけど声量は抑えたい。でも声を張らないと音を出すのが難しいという部分もあったので、そのさじ加減に苦戦しました。プロデューサーと、編曲の佐藤純一さん(fhana)と3人で「次はこう歌ってみよう」と実験のようにテイクを重ねて、しっくりくるところを見つけていきました。長い時間お付き合いいただいて、一番いい歌を残せたかなと思います。

2番Aメロの「いつからだろう 一歩引くクセ 身に付けて 慣れてしまってた」が、とても共感できる歌詞です。小学生の頃は思ったことを口に出して、思ったとおりに動いていたけど、大人になるにつれて環境や周りの人の心情を気にするようになって、一歩引いてしまう自分がすごく嫌だった時期がありました。そういう自分に重なりますし、こうやって歌詞になるということは自分だけが思っていたことじゃないんだと肯定された気がして。アニメにもリンクする部分があるし、自分にとって気づきになったフレーズでもあったので、重みがあるし印象にも残っています。
――ミュージックビデオの見どころもぜひ!
歌詞の内容に沿った内容で、シチュエーションでの撮影に挑んでみました。上京してきた子が環境になじめなくてふさぎ込んでしまい、うまく笑えなくなっていたけれど、ある人と出会って前向きになっていくストーリーです。これまで一連で演技するという経験がなかったので、とても緊張しながら撮りました。

泣くシーンにも初挑戦しまして。2日間の撮影中、1日目の最後のほうで泣くシーンを撮ったんですが、10年くらいの付き合いがあっていつも笑い合っているスタッフさんとの現場で、自分の気持ちを持っていけるか心配でした。でも、頑張った甲斐があってすてきなシーンになりました。ライブで感極まって泣いている私を見たことのある方は多いと思うんですけど、演技で泣いているところはほとんどの方が見たことがないと思うので、ぜひ楽しみにしてください。

むーちゃんは「天使」 出会えて本当にうれしい

――ちなみに、むーちゃんはお仕事関係の方や声優仲間の方々と会ったことはあるのでしょうか?
一回だけ撮影現場に連れて行ったことがあるので、音楽関係のスタッフさんとは会ったことがあります。1歳になる前くらいで、基本的には誰と会っても大丈夫なんですけど、プロデューサーにだけは絶対近づかなかった(笑)。プロデューサーが手を差し伸べても“シュッ”て逃げるのが面白かったですね(笑)。
――ここまでのお話の中で、むーちゃんとのいろんな関係性が見えましたが、石原さんにとってむーちゃんは、一言で表すとしたらどんな存在でしょうか?
「天使」ですね(笑)。幸せを運んできてくれるし、むーちゃんのおかげで家族に笑いが絶えないんです。こんなに素晴らしい子に出会えて本当にうれしいです。
――日頃も伝えているかと思うのですが、最後にむーちゃんへメッセージをお願いします!
立派に成長してくれて本当にうれしいし、これからもむーちゃんが幸せでいられるように家族全員で頑張るから、のびのび自由に生きてもらいたいです。そしてずーっと長生きしてくれることを心から願っています!
プロフィール
石原夏織(いしはら・かおり)

1993年8月6日生まれ、千葉県出身。2010年、『会長はメイド様!』の鮎沢紗奈役で声優デビュー。テレビアニメ『マギ』(アラジン役)、『あの夏で待ってる』(谷川柑菜役)、アイカツ! -アイドルカツドウ!-』(音城セイラ役)、『色づく世界の明日から』(月白瞳美役)など数多くの作品に出演している。2018年3月にアーティストデビュー。透き通る歌声と表現力豊かなダンスパフォーマンスでファンを魅了している。2021年4月21日、三島柚葉役で出演するアニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』のエンディングテーマで、通算6枚目となるシングル『Plastic Smile』をリリースする。愛称はキャリー、キャリさん。
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
⇒この記事をオリジナルページで読む(4月13日掲載)

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