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伊藤万理華の「マイ・フェイバリット・ミュージック」 椎名林檎、PUNPEE、宮本浩次など心から愛する音楽たち

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(11月2日掲載)

クラシックやジャズからロック、K-POPまで幅広く愛し、聴く音楽ジャンルを「決めつけていない」という伊藤万理華さん。今年初めには自身2度目の個展を開催したほか、11月には生配信される舞台で主演を務めるなど多方面で活躍しています。そんな彼女が心から愛するのが音楽。そこで伊藤さんに「これは外せない」「ヘビロテしている」という曲やアーティストを選んでもらい、魅力をたっぷり語っていただきました。

撮影:田中達晃/Pash 取材・文:遠藤政樹
衣装協力:KOTONA スタイリスト:和田ミリ ヘアメイク:高橋稚奈

バレエの影響でクラシックに馴染んだ幼少期。初めて買ったCDは『ハイスクール・ミュージカル』

――普段から音楽に親しみ、音楽に対する深い愛情が感じられますが、音楽との出合いを教えてください。
伊藤万理華小さい頃からクラシックバレエをやっていたので、クラシックは自然と聴いていました。それと、お母さんがジャズ好きなので私も聴いていて、当時ぴったりハマったのがそういったジャンルの音楽でした。アーティストで誰が好きというのはあまりなかったです。

――バレエからの影響もあるのですね。初めて自分で買ったCDは覚えていますか?
伊藤万理華自分がほしいと思って買ったのは『ハイスクール・ミュージカル』です。

――2006年からアメリカで放送された、ミュージカルをテーマにした学園ドラマですね。海外ドラマのサウンドトラックというのは意外です。どんなきっかけがあったのでしょうか。
伊藤万理華ドラマ『ハイスクール・ミュージカル』が大好きで。その時期にバレエをやっていたこともあり、踊ることが好きだったので、学校から帰ってすぐにDVDをセットして、好きな曲のシーンに合わせて踊っていました(笑)。

もっと小さい頃には、親にモーニング娘。さんとかSMAPさんの『世界に一つだけの花』などを買ってもらっていましたが、特に自分がほしいと思ってCDを買ったのは、『ハイスクール・ミュージカル』が初めてかもしれないです。

――そうなると、『ハイスクール・ミュージカル』のサントラが伊藤さんにとっての音楽的な“自我”の芽生えと言えそうですね。
伊藤万理華たしかに! バレエを4歳からやっていたので踊ることは身近でしたが、バレエとは違ったジャンルで「踊りたい」とか「この曲いい」と思うようになったのは、その頃だと思います。

――ところで、普段はどのようにして音楽を聴かれるのでしょうか。
伊藤万理華基本的には気に入ったアルバムを流しっぱなしにして聴くことが多いです。コロナ禍で状況が変わってからは、自分にぴったりハマる音楽を見つけて、お風呂の中でずっとループして聴いています。

気になったアーティストがいるとアルバムで聴くのが“万理華流”

――それでは伊藤さんにとって「欠かせない」「ヘビロテしている」というアーティストや楽曲を聞いていこうと思います。まずは最近よく聴いているものを教えてください。

『MODERN TIMES』(PUNPEE/2017年)
ラッパー、トラックメーカーとして活動し、バラエティー番組『水曜日のダウンタウン』のオープニング曲などでも知られるPUNPEEの1stアルバム。「2057年の自分が40年前に発表した作品を振り返る」という形式をとり、ポップでエッジが効いた曲がそろっている。
『The Sofakingdom』(PUNPEE/2020年)

PUNPEE『夢追人 feat. KREVA』

『MODERN TIMES』以来のソロアルバム。KREVAがフィーチャリングで参加している『夢追人』や、実弟の5lackが客演している『Wonder Wall』などが収録されている。

伊藤万理華PUNPEE(パンピー)さんのアルバム『MODERN TIMES』と『The Sofakingdom』はものすごく聴いています(笑)。コロナ禍になる前に映画の撮影をしていたのですが、監督がPUNPEEさんの曲にインスピレーションされているというのを聞いて。それまでも存在はもちろん知っていましたが、それをきっかけにじっくり聴くようになりました。

やっぱり作品に入る時は音楽を聴いて(テンションを)上げたくて、その一環でPUNPEEさんを聴いているうちにとってもハマりました。ステイホーム中も気持ちを上げたいと思った時は、PUNPEEさんの曲をよく聴いていました。

――アルバム収録曲の中でも特にお気に入りのものはありますか。
伊藤万理華どれも好きですが、『タイムマシーンにのって』(『MODERN TIMES』収録)がすごく好きで、ずっと聴いています。
――時間をテーマにした歌詞が、ストレートに心に響いてくるのが素敵ですね。節回しも声も個性的で、クセになります。
伊藤万理華ラップは「聴く人は聴く」のような勝手なイメージがあったのですが、PUNPEEさんの曲は全部歌詞が入りやすいし聴きやすい。覚えるまで聴いていたので、もう歌えます。こういう状況なのでカラオケはなかなか行けませんが、行けるようになったら、一人でずっと歌っていると思います(笑)。

『The Sofakingdom』もどの曲も好きですが、『GIZMO(Future Foundation)』です。基本的にはアルバム全曲を通しで聴いているので、選ぶのが難しいです。

――アルバムの“箱押し”ですね。『GIZMO』はリズムがそれほど速くないのに疾走感ある曲調が新鮮です。PUNPEEさん以外にも日本語ラップを聴きますか?
伊藤万理華日本語ラップはそれほど詳しくないのですが、PUNPEEさんをきっかけにいろいろ聴きたいなと思い始めているところです。でもPUNPEEさんの曲が好きすぎて、ずっと聴いてしまいます。

8月の配信ライブもとっても感動しました。ライブハウスで、映像を取り入れた感じがめちゃめちゃカッコいい。すごくハマっています。

――それでは、続いてのアーティスト、楽曲をお願いします。

『宮本、独歩。』(宮本浩次/2020年)
ロックバンド「エレファントカシマシ」のボーカル&ギターで、2019年からはソロとしても活動している宮本浩次さん、初のソロアルバム。椎名林檎さんとのコラボ曲『獣ゆく細道』や、東京スカパラダイスオーケストラとの『明日以外すべて燃やせ』、ソロデビュー曲『冬の花』などを収録。
伊藤万理華PUNPEEさん以外で最近聴いているのがミヤジさん(宮本浩次さん)のアルバム『宮本、独歩。』。特に『ハレルヤ』は良い曲だなと思います。

宮本浩次『ハレルヤ』

――おお。宮本さんとは、また意外ですね。男っぽいというか骨太系の曲も聴かれるのですね。
伊藤万理華多分ミヤジさんと同じ年代の男性の気持ちを歌っているのかなと思いますし、何で自分にこんなに響くのかはわからないですが、すごく好きです。ずっと好きな椎名林檎さんとミヤジさんがコラボした曲『獣ゆく細道』も、大好きすぎて覚えるぐらい聴きました。

MVも好きですし、林檎さんは誰とコラボしたらお互いの良さや新しい面が引き出せるかをよく見ていらっしゃるというイメージがあります。林檎さんのライブを見に行った時、サプライズでミヤジさんが出てきて「うわ〜! やったあ!」とテンションが上がったのを覚えています(笑)。

――2018年に開催されたアリーナツアー「椎名林檎 (生)林檎博’18 ―不惑の余裕―」のさいたまスーパーアリーナ公演ですね。
伊藤万理華そうです、行きました! それがきっかけかもしれないですが、ミヤジさんのこのアルバムは本当に好きで、最近ずっと聴いています。

椎名林檎と宮本浩次『獣ゆく細道』

――そんな大好きな『獣ゆく細道』も収録されていますが、アルバムの中で上がる曲を強いて挙げるなら…?
伊藤万理華え〜……『きみに会いたい -Dance with you-』『Do you remember?』も好きですし、『昇る太陽』も好き。本当になんでこんな響くのかびっくりしますが、全部好きです。全部というと「どれだよ」って言われちゃいそうですけど(笑)。

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