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俳優活動も本格化“ごんごん”こと鈴木勤「いろんなことに挑戦していきたい」

 2009年に読者モデルとしてデビューし、最近では俳優やバンド活動、バラエティ番組出演など、多岐にわたる活動を行っている“ごんごん”こと鈴木勤。2017年は映画『…and LOVE』出演や初主演映画『インフォ・メン〜獣の笑み、ゲスの涙〜』が公開されるなど、さらなる活躍が期待されている。そんなごんごんが、オリコン公式ゲームチャンネル「ORICON GAME」に初登場し、“DJえりぃ”こと三浦絵里香と『白猫テニス』に挑戦! 果たして勉強の成果は? また、自身の今後の活動などについても聞いた。

鈴木勤が『白猫テニス』挑戦! 勉強の成果は?

実はゲーム・アニメ・漫画好き “ごんごん”の素顔

  • 収録の様子。右は三浦絵里香

    収録の様子。右は三浦絵里香

――本日の収録では『白猫テニス』を楽しそうにプレイされていましたが、いかがでしたか?
鈴木勤 僕自身も普段ゲームをプレイするときに他の方のプレイ動画を見て、例えば『白猫テニス』なら「どうやったらうまく打てるのかな?」と技をチェックしたりしているので、今度は自分が学んだ技を見せられることができてすごい嬉しいです。

――普段からゲームやアニメ、漫画がお好きだそうですね。
鈴木勤 そうなんですよ。今は新しい『ポケモン』(ニンテンドー3DS『ポケットモンスター サン・ムーン』)が発売されたのでプレイ中です。あとは『モンハン』の新作(ニンテンドー3DS向け『モンスターハンターダブルクロス』)の発売を待っているところです。最初にゲームをプレイしたのは、スーパーファミコンの『ファイナルファンタジー』『スーパードンキーコング』『スーパーボンバーマン』シリーズでした。それからゲームボーイで『ポケットモンスター 金・銀』『昆虫博士』をプレイしましたね。中学生になってからは『モンハン』とか『逆転裁判』も遊んでいました。育成ゲームが大好きなんです。スマートフォンでは今日の『白テニ』のほか、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』、『実況パワフルプロ野球』、それから『遊戯王 デュエルリンクス』をやっています。

――かなりのゲーマーですね!
鈴木勤 プレイしているゲームが多いのと、あまり時間がないので、二刀流で効率的にやってるんですよ(笑)。『ポケモン』をやりながら、逆の手で『遊戯王』をやる、みたいな感じで……。『白テニ』は1週間前にはじめたばかりなんですけど、初日だけで3Gも通信するほど遊び倒したので、抑えるようにはしています(笑)。

教師になりたかった学生時代 本格的な芸能界入りのきっかけ

――そんなゲーム好きな鈴木さんですが、高校生の時にスカウトされて、読者モデルからのスタートなんですよね。もともと芸能系のお仕事は興味があったんですか。
鈴木勤 もともと社会科の先生になりたかったんですけど、高校生の頃、ファッションが好きになって、原宿に服を買いに行っては「雑誌のスナップとか載れないかな」と思っていました。同じくらいの年齢の子のスナップを見て、嫉妬してましたね(笑)。スナップ撮影しているエリアをうろうろしてみたりしたんですけど、奇抜すぎてなかなか出られなかったんですよ。実は18歳の時にORICON STYLEの『今日のオシャレ男子』に載せていただいたことがあるんです! この時の写真が好きで、一時期Twitterのアイコンにしてました。

――ありがとうございます! では、先生ではなく本格的にこの道でいこうと思ったのは何がきっかけだったんですか?
鈴木勤 ブログのアクセス数が伸びていく中で、期待してくださる方、応援してくださる方が増えてきて、何かうまく応えることができないかなとは考えていました。握手会でファンの方が直接気持ちを伝えてくれるのがすごく嬉しくて。2013年に音楽を始めたときにはもう完全に芸能界で頑張ってみようという気持ちになっていましたね。昔会いに来てくれた方が、周囲に「勤くんあの時から知ってるんだよ」って言えるようになったらいいなと思っています。

――音楽、役者、モデルと幅広く活動されていますが、いろいろ挑戦してみたいという感じなんでしょうか。
鈴木勤 いろいろなお仕事をさせていただく中で、音楽の分野では作詞をさせていただいたりしていたので、思い入れが強かったのですが、今、演技のお仕事をさせていただき、たくさんの方と出会って表現する楽しさを覚えています。いろいろと吸収したいなって。何をやったらうまくいくとか、そういう世の中ではないなと思っていて、いろんなことに挑戦して、失敗もしていく中で自分を見出せるんじゃないかと思っていますね。

――来年は舞台、そして映画2作が控えていますね。杉原杏璃さんの自伝的映画『…and LOVE』はオーディションで勝ち抜いたそうですね
鈴木勤 これまで舞台への出演はあったのですが、映像の演技をしたことがなかったので、不安はあったんですけど、台本を読んですぐに役とその背景が頭の中に浮かんできたんですよ。もともと漫画やアニメ、映画が好きだからか、「こういう時はこういうふうに思ってるんだろうなぁ」というのがすぐにつかめたので、そこが選んでいただいた理由かなと思っています。

悪役とか変態とかやってみたい(笑)

――役どころは杉原さん演じるアンの年下の恋人・ツバサということですが、これまでの鈴木さんのイメージが覆りそうですね。
鈴木勤 本当にどSで、奇抜なキャラクターだったので、あんまり向いてないかもしれないと思ったんですけど、いざ演技に挑んでみると、自分を切り替えてできた感じがします。ただ、僕の中にもちょっとどSな部分があるのかなと思っているので、自分の中身を見せている感じがして、そこはちょっと恥ずかしかったんですけど…(笑)。逆に『インフォ・メン〜獣の笑み、ゲスの涙〜』はちょっとぶっ飛んでいて、僕自身にないキャラクターだったので、楽しくできたし、恥ずかしさは一切なかったです。

――関西弁にも挑戦されたそうですね。
鈴木勤 そうなんですよ。しかも周囲に関西出身の友人が多く、フランクな関西弁を覚えてしまっていたので、逆に変なクセがついてしまっていて苦戦しましたね。でも、標準語に戻らないようにとスタッフが協力してくれて、「全員関西弁でタメ語」というルールのもと、撮影が進んでいきました。演技では、いろんな役を演じてみたいと思っているんです。今までありのままの自分をブログやTwitterで発信してきましたけど、そこはもういったん終わりにしようと自分の中でけじめをつけているんです。そこからまた新たな自分を見つけたり、みんなが見つけてくれたりするのは、作品の中の僕になっていくと思うので。だから、自分っぽい役はやりたくないなと思っています。悪役とか変態とかやってみたいですね(笑)。

――比重としては今後、役者のほうが大きくなっていきそうですか?
鈴木勤 来年以降、もっと演技のお仕事をやっていこうと思っているので、そうなると思います。とはいえ音楽とかでずっと追いかけてきてくれたファンの方もいるので、ずっとやってきたことも継続しながら、作品を見て一人でも多くの人に新たに好きになっていただけたら嬉しいですね。

――今後も様々な分野へのチャレンジが続きそうですね。
鈴木勤 そうですね…ただ、しいて言えばバラエティ番組はあまり得意じゃないです(笑)。少しでも多く映ろう、話そうって思って頑張りすぎちゃうんですよね。自分に嘘をつかなきゃいけない部分もありますし。(役者として)役を作るより難しいかもしれない。

――心無いことを言われたりもしますからね。
鈴木勤 けっこう傷つきますね。でもゲームに関しては本当に大好きなので、今度はゲーム関係のバラエティ番組に出てみたいです。

――来年の目標はありますか?
鈴木勤 役者として、もっともっといろいろな映画に出たいですね。また、映画だけではなく、ドラマも機会があったら出てみたいです。そこは貪欲にいきたいと思います。

鈴木勤出演!映画『...and LOVE』

  • (C)2016「...and LOVE」製作委員会 (C)杉原杏璃/双葉社

    (C)2016「...and LOVE」製作委員会 (C)杉原杏璃/双葉社

『...and LOVE』
グラビアアイドル・杉原杏璃の自伝的小説『...and LOVE』(双葉社・刊)をもとに映画化。「碧い海のようなアイドルになりたい」と心に刻みながらグラビアアイドルとして成功をつかんだアン(杉原杏璃)が、トップアイドルとして駆け抜けながら失ったかつての自分を取り戻そうとする姿を描く。
2017年3月18日(土)よりシネ・リーブル池袋レイトショーほか全国順次公開

【出演】杉原杏璃
鈴木勤,肘井美佳,鈴木貴之
古坂大魔王,斉藤祥太,成田瑛基,逢澤みちる,原扶貴子,菅原大吉,池畑暢平,小西キス,戸田れい,藤井奈々,穐田和恵,加藤智子,水口奈美,森下悠里,池田夏希,佐山彩香,倉持由香,天木じゅん,鈴木ふみ奈,大貫彩香,手塚穂奈美
甲本雅裕
【監督】松田圭太 【脚本】高橋ナツコ

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