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フリー転向から直に2年…田中みな実アナ、“自虐キャラ”で新境地?
本当はマジメで努力家な優等生、実は根暗な一面も
「ぶりっ子キャラに隠れていますが、田中さんのアナウンス能力は驚くほど高いんです。何よりスタッフ受けが非常にいい。自分の意見をしっかりと主張しますが、それはただのワガママではなく建設的なもの。現場の仕切り力、対応力が高いからこそ、今でも重宝されているのでしょう」(バラエティ番組制作会社スタッフ)
みな実アナ自身、過去のインタビューでは、ぶりっこ子の部分は“潜在的に自分の中にあったもの”としながらも、「立ち止まると『このままで良いのだろうか…』とか、余計なことも考えてしまう」、「自分が出演した番組をオンエアチェックした時、なぜこの部分がカットされたのかを反省しながら考える」と語っており、真面目で根暗な部分があることを示唆していた。
フリーアナの競争激化! “素顔=自虐キャラ”で愛されアナになれるか?
5月放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では、「(生きていて)不安、何も楽しいことがない」、「幸せに触れた後、ひとりで家で泣いてしまうことがある」、「毎日の不満をコラムに書いている」と明かしたり、6月放送の『Let‘s天才てれびくん』(NHK Eテレ)では、香川・金刀比羅宮で収録していたロケ隊が、プライベートで参拝に訪れていたみな実アナに偶然遭遇するという珍事が。普段からは想像できない地味なおひとり様ぶりが映し出され、その姿からはこれまでの“ぶりっ子”で“できるアナ”のイメージとは真逆の路線に向っているようにも感じられる。
「全然、大丈夫でしょう(笑)。なんだかんだ言っても田中さんは可愛いし賢い。基本的には、多くの男性から好感を持たれているんですよ。ただ、おおっぴらにできないだけで…。それに、これまでの女性からの圧倒的な不支持も、徐々に薄らいできています。新しい自虐的な一面が、逆に親しみを生むこともあるかもしれませんし、最近は“愛され女子”みたいなノリも出てきて彼女の“女子力”を学ぼうとする風潮さえあります」(前出・スタッフ)
最近の“自虐キャラ”にしても、まさに彼女の本音なのかも知れないが、うがった見方をすれば、男性に「守ってあげたい」と思わせるような、新たな“みな実スタイル”を確立したとも言える。そして“自虐キャラ”が、好感度を上げるために“計算”された彼女の壮大な仕掛けであるとまで深読みすれば、こうした田中みな実の生き方こそ、これからの女子アナが生き残っていくために求められる姿とも言えるのかもしれない。