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ORICON NEWS
“声優界のバイプレイヤー”高木渉、大河きっかけに男版・戸田恵子となるか?
一人二役も三役も演じる、声優界のバイプレイヤー
大河ドラマの高木は、第1回で武田家の家臣でありながら主君の武田勝頼を涙ながらに追い返したり、第3話ではヘロヘロになりながら妻の松(木村佳乃、信繁の姉)を頼って真田家に助けを求めるなど、悲哀に満ちた戦国武将っぷりを遺憾なく好演している。そのヒゲ面やインパクトのある“顔芸”も相まって、ベテラン俳優の貫禄が十分あるだけに、“いったいこの人は誰だ?”という視聴者の疑問も相当あったようで、番組ホームページ内の登場人物別アクセス数ではダントツの1位を記録しているという。
ブレイク寸前と言ってもいい高木だが、本人は「僕を観てね、と言うよりは、『真田丸』を観てねと。“あそこに高木渉がいたんだ”と、気づかれないくらいになじんでいきたいと思います」とコメントし、気負いはまったく感じられない。今後の『真田丸』でもしばらくは高木の活躍が観られるようだが、次回のドラマ出演も気になるところだ。
「そもそも声優さんは“声で演技をするプロ”だから、俳優との親和性は高い。本人もすんなりドラマや映画に入り込めるんです。『タッチ』浅倉南役の日高(のり子)さんぐらい声にキャラが強すぎると難しいでしょうが(笑)。声優兼俳優の代名詞とも言える戸田(恵子)さんも演技力には定評がありますが、何よりも『実はあの女優さん、アンパンマンの声の人なんだよ』『へぇ〜』と視聴者に語ってもらうことが一番のウリなんです。その点から言えば、高木さんも十分ウンチク話をされる資格があります。“男版・戸田恵子”になる日も遠くないんじゃないですか?」(アニメ制作プロダクションスタッフ)
一人二役も三役も演じる、声優界のバイプレイヤー
大河ドラマの高木は、第1回で武田家の家臣でありながら主君の武田勝頼を涙ながらに追い返したり、第3話ではヘロヘロになりながら妻の松(木村佳乃、信繁の姉)を頼って真田家に助けを求めるなど、悲哀に満ちた戦国武将っぷりを遺憾なく好演している。そのヒゲ面やインパクトのある“顔芸”も相まって、ベテラン俳優の貫禄が十分あるだけに、“いったいこの人は誰だ?”という視聴者の疑問も相当あったようで、番組ホームページ内の登場人物別アクセス数ではダントツの1位を記録しているという。
ブレイク寸前と言ってもいい高木だが、本人は「僕を観てね、と言うよりは、『真田丸』を観てねと。“あそこに高木渉がいたんだ”と、気づかれないくらいになじんでいきたいと思います」とコメントし、気負いはまったく感じられない。今後の『真田丸』でもしばらくは高木の活躍が観られるようだが、次回のドラマ出演も気になるところだ。
「そもそも声優さんは“声で演技をするプロ”だから、俳優との親和性は高い。本人もすんなりドラマや映画に入り込めるんです。『タッチ』浅倉南役の日高(のり子)さんぐらい声にキャラが強すぎると難しいでしょうが(笑)。声優兼俳優の代名詞とも言える戸田(恵子)さんも演技力には定評がありますが、何よりも『実はあの女優さん、アンパンマンの声の人なんだよ』『へぇ〜』と視聴者に語ってもらうことが一番のウリなんです。その点から言えば、高木さんも十分ウンチク話をされる資格があります。“男版・戸田恵子”になる日も遠くないんじゃないですか?」(アニメ制作プロダクションスタッフ)
戸田と同じ三谷幸喜作品で初ドラマ出演、大河をきっかけに全国区へ
もともと劇団出身の戸田が声優業を経て演技力を培ったように、高木も劇団あかぺら倶楽部に1990年の旗揚げ当初から参加。国内外を問わず、シリアスからコメディまで数多くの作品に出演してきている。声優としても、同一作品で複数の役をバイプレイヤー的にこなして“演技力”を磨き、今回のNHK大河ドラマに49歳にして初出演、いきなり全国区で認知されたのである。声優から役者へと進出し、大成功をおさめたのは先述の女優・戸田恵子が唯一無二と言われてきたが、ここにきて戸田恵子の男版として、“俳優”高木渉が誕生する日も近くなってきたようである。