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元THE BOOM宮沢和史の長男・氷魚がモデルに!芸能界入りのきっかけは?!

仕事を始めてみて、お父さんのすごさを実感するようになった

――この世界に入ることになった今、氷魚さんにとって、お父様はどういう存在になりましたか?
宮沢 オーディションを受けていて思うんですが、やっぱり仕事ひとつ取るのも難しいんですよね。お父さんは、デビューして27、28年になるんですが、それをずっと維持している。それはとんでもないことなんだなって改めて思いますし、家族を支えることができるだけの仕事ができるっていうのもすごいことなんだなって思うようになりました。仕事を始めてみて、お父さんのすごさを実感するようになりましたね。

――今は氷魚さんはモデル、お父様は音楽ということで活動する世界は違いますが、目標にする存在ではありますよね。
宮沢 はい。それにお父さんは演技もやっているので、それも勉強になりますね。

――壁に突き当たったりしたときは、相談もできますしね。
宮沢 はい。お母さんもタレントやパーソナリティとしていろんなジャンルで仕事をしているので、2人がアドバイスをくれます。

――心強い存在ですね。
宮沢 ものすごく。お父さんとお母さん、どちらかは適切なアドバイスをくれますから。

――この世界に入ろうと思ったとき、そこまで応援してくれると思ってましたか?
宮沢 いえ、どっちかには反対されると思ってました。お母さんには前々から言っていたので、たぶん大丈夫だろうとは思っていたんですが、お父さんが何て言うかは、ずっと心配でした。でも、応援してくれるのでよかったです。

――もしかすると、お母様から聞いてご存知だったのかもしれないですよね。
宮沢 あ、そうかもしれないですね。僕が言うまで何も言ってこなかったので知らないと思ってました。でも、それはあったかも。

――反対されると思っていたということは、お父様は普段厳しい方なんですか?
宮沢 いえ。結構フランクです。家族でご飯を食べに行ったり、お父さんは釣りが好きなので、一緒に釣りに行きます。でも、当日決めるんですよ。朝早く起こされて、「釣りに行こうか」「今日は温泉行くよ!」とか(笑)。かなりサプライズが多いです(笑)。

――楽しそうなご家族ですね。
宮沢 はい、明るいと思います。お母さんがハーフというのもあるのかもしれないですが、常にハッピーな感じの人なので。

――なるほど。今こうしてお話していて、氷魚さんから、とても素直で天真爛漫な印象を受けたのは、そういう家庭で育ったからなんでしょうね。ただ、やはりご両親が芸能界で活躍なさっていると、今後、2世タレントとか親の七光りと言われる可能性もありますよね。それに関しては、どう思っていますか?
宮沢 最初にそう言われるのは仕方ないと思っています。でも、自分に実力があれば、たぶん徐々にそういうことはなくなるはず。だから、スタートは親の名前や力を少し借りることになるかもしれないですが、そこから成長して、いつかは自分ひとりでやっていけるように努力したいです。

人気があって、長いこと一線でやれているお父さんを本当に尊敬しています

――そして、『MEN’S NON-NO』の専属モデルにも決定したということで、まずはモデルとして芸能活動をスタートさせることになりました。モデルというカテゴリーを選んだのは、どうしてですか?
宮沢 そもそも芸能活動って、どういうところから始めればいいのかがわからなかったんですよ。わからないまま履歴書を送ったんですが、面談をするうちに、やっぱり何の経験もない僕が始められるとしたらモデルからかなと思って。だから、まずはモデルとして頑張って経験を積みつつ、他のジャンルにもチャレンジして行きたいです。そうやって自分は何に向いているのかを見つけたら、ゆくゆくは俳優など、いろんなジャンルで仕事をしたいです。

――俳優で目標にしていたり、憧れたりしている方はいらっしゃいますか?
宮沢 『MEN’S NON-NO』の先輩なんですが、阿部さんの作品はだいだい見てますし、瑛太さんも好きですね。僕、ドラマが好きでよく観るんですが、うちの家族でドラマを観るのは、僕とお母さんだけなんです。だから、2人で録画をして、いつも一緒に観ています。『MEN’S NON-NO』出身の俳優さんもたくさんいるので、いつか僕もって思っています。

――共演してみたい俳優さんはいますか?
宮沢 一度はお父さんとしてみたいです。

――ミュージックビデオに出るのは?
宮沢 ああ、それもいいですね。せっかく同じ芸能界にいるので、どんな形でもいいので、お父さんと共演してみたいとは思っています。

――作品の内容としては、どんなものがやってみたいですか? 例えば恋愛ドラマとかアクションものとか。
宮沢 恋愛ものは憧れますね。昔からお母さんと見て、結構キュンキュンしてたので(笑)。

――氷魚さんは、きっとロマンチストなんですね(笑)。では、バラエティはどうでしょう? それもやってみたいですか?
宮沢 はい。バラエティにも挑戦してみたいです。実は、お父さんがバラエティ番組が好きなんですよ。特にダウンタウンさんが好きで、何度か共演もしているんですが、ダウンタウンやビートたけしさんの番組だと、お父さんも交えた家族で観ますね。

――お父様、バラエティを見ながらリアクションするんですか?
宮沢 お父さんはあまり笑わないタイプなんですけど、すごく面白いと、ちょっとニヤッとするんですよ(笑)。真顔でも面白いと思っているんでしょうけど、ニヤッとしたときは、相当面白いんだなって思いますね(笑)。

――では、お母様のようなパーソナリティはどうでしょう?
宮沢 それもやってみたいです。僕自身、話すことは好きですし、うちの家族は、みんな日本語と英語を混ぜて話をします。だから、家庭の中にラジオDJが集まっているみたいな感じなんです(笑)。

――そうですよね。氷魚さんは英語も堪能ですから、ハリウッドも目指せますよ。
宮沢 それは考えたことなかったです(笑)。でも、英語は話せるというか、むしろ英語のほうが得意なんですね。だから、今言われて、それも武器にできたらいいなって思いました。

――そのルックスで高身長で、しかもバイリンガルときたら、本当にいろんな可能性があると思うので、これからが楽しみですよね。氷魚という名前は、海外の方にも発音しやすいと思いますし。
宮沢 あ、両親が僕の名前を決めるときに、それも審査基準に入っていたみたいです。“氷魚”っていうのは鮎の稚魚のことらしいんですが、琵琶湖にいっぱい住み着いているみたいなんですね。琵琶湖は冬になると表面が凍ったりする。でも、氷魚はその中でも成長するので、どんなに環境が変化しても生きていけるようにっていう想いで、この名前をつけたって聞きました。

――個性的でいいお名前ですよね。氷魚さん自身は、これから芸能人としてスタートを切るわけですが、ゆくゆくこういう存在になりたいというような目標にしている芸能人はいらっしゃいますか?
宮沢 やっぱりお父さんですね。いろんな仕事ができるところもすごいし、ずっと仕事を続けられるところもすごいと思う。自分もできるだけ長くやっていきたいというのが目標なので、人気があって、長いこと一線でやれているお父さんを本当に尊敬しています。

――現時点で不安なこと、逆に楽しみにしていることはありますか?
宮沢 全く経験がなくてゼロからのスタートなので、不安ですね。でも、それと同時にゼロからということは上達するしかない。だから、何でも吸収して、どんどん成長していくのがすごく楽しみです。

――では最後に、読者にメッセージをお願いします。
宮沢 まだ、この世界に入ったばっかりなんですけど、今後はモデルだけじゃなく、演技やバラエティなど、いろんなジャンルで仕事をしていきたいと思っています。一生懸命頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

(文:高橋栄理子/写真:草刈雅之)
宮沢氷魚(みやざわ・ひお)

1994年4月24日生まれ、身長184センチ。アメリカ合衆国カリフォルニア州生まれ。
幼少期から野球などさまざまなスポーツに勤しみ、スポーツ万能。
カリフォルニア大学サンタクルーズ校(University of California, Santa Cruz, UCSC)出身で、現在は国際基督教大学(ICU)に編入し、現役の大学3年生。
趣味は野球、釣りで、特技は陸上、クロスカントリー、サッカー。?

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