(更新: オリコンニュース

マドンナも絶賛!“歌う修道女”シスター・クリスティーナとは

これほど大きな変化が自分の人生に訪れるとは想像していなかった

――そして番組で優勝し、ついに世界デビューへ。ここまでの展開は予想していました?
クリスティーナ まったく! これほど大きな変化が自分の人生に訪れるとは想像していなかったし、そもそも目隠し審査に通る確信もなかったので、大きな変化に怖れすら抱くこともあります。ただ、これは私個人ではなく、私が伝えたかった想いが優勝した“メッセージの勝利”だと思っています。ですから、今でも私の目的は一切変わっていない。これは神が私に与えくれたミッションだと考えているので、内面的なことは神におまかせして、日々の務めもしているし、感謝も忘れていません。

――“歌うシスター”を批判的に見る人はいないんですか?
クリスティーナ 批判はどんなときもありますから。一番いい例がキリストで、迫害を受け最終的には死を迎えることになるわけですが、その教えは今あるものをそのまま守るということではありません。たとえ迫害されても、再生し復活して新たに生きていこうというのが本来の教えです。ですから私は批判があっても、神におまかせすればどうにかなると思っていて、自分が孤立しているとは思っていません。

――今回のアルバムも、クリスティーナさんを身近に感じられる作品になっていて。オーディションで歌ったアリシア・キースの「No One」をはじめ、楽曲はすべてクリスティーナさん自身が選んだそうですが選曲の基準は?
クリスティーナ 私はポップスが好きで、若い人たちにメッセージを伝えるためにも非常に良いジャンルなので、そういう曲を中心に選びました。それと歌詞にも重きを置き、それぞれの歌詞に私自身の解釈を加えて歌いました。

――「ライク・ア・ヴァージン」はマドンナからも絶賛コメントが送られましたが、原曲とはまったく違うテイストになっていて、すごく神聖な印象を受けました。
クリスティーナ 私はこの曲を誰もが生きていれば、人生を変えるような特別な瞬間に出会うことができる、そのための“愛の祈り”という解釈で歌ったんですね。そうしたら曲を作ったビリー・ステインバーグからも、「そういう意図で曲を書いた、あなたの解釈は素晴らしい」というメッセージをもらいました。

――希望といえば、日本盤ボーナストラックとして収録されている「上を向いて歩こう」のカバーも歌詞のテーマは希望。歌ってみていかがでした?
クリスティーナ 今まで歌ったことがない新しいジャンルの曲だったので、私にとって実験的な経験でした。でも他の曲と同じように歌詞に重点を置いて、“苦しみの中でも心に希望を持って、また上を向いて歩いていこう”というメッセージを日本のみなさんに捧げたかった。

日本の漫画はイタリアでも有名!おやつを食べながら日本のアニメを観るのは一般的な習慣

――クリスティーナさんの歌には、言葉の壁を超えて届いてくる説得力がある。アルバムを聴いていると、力強いパワーをもらえる気がします。
クリスティーナ ありがとうございます(照れ笑い)。私にとって歌うということは神さまと出逢うことなので、その素晴らしい経験が日本のみなさんにも伝われば嬉しいです。

――初来日してみて、日本の印象はどうでした?
クリスティーナ 本当に素晴らしい国! 細かいところまで行き届いた配慮を感じますし、何より日本のみなさんは他人に対して礼儀正しく敬意を持って接してらっしゃる。あとちょっと子どもっぽいかもしれませんが、車のハンドルや新聞の綴じ方がイタリアと逆なのが新鮮だったし、日本語で書いてある大きな看板も珍しくてびっくりしました(笑)。ただ、日本の漫画はイタリアでも有名で、子どもたちが学校から帰ったら、おやつを食べながら日本のアニメを観るっていうのが一般的な習慣になっています。

――クリスティーナさんもそうでした?
クリスティーナ もちろん。『セーラムーン』や『ベルサイユのバラ』、『ポケモン』とか、たくさん観ていました。日本のアニメはストーリーの展開がおもしろくて、それがイタリアでも人気のある理由だと思いますね。

――アニメ以外で人気なものはあります?
クリスティーナ やっぱり日本食。イタリアでもお寿司は人気で、「今日、ちょっと和食にしようか」って気軽に食べに行くことが多くて、私もよく食べていますよ。だから今回、日本で本物を食べられて嬉しかったです。

――では最後に、今後も歌手活動は続けますか?
クリスティーナ 将来のことはわかりません。神が望めば歌い続けますし、他の方法がお望みなら、その意に従います。ただ、これは私の夢ですが、音楽を通して生きることや愛の美しさ、何より神の言葉をこれからも表現していきたい。そして私が経験した神との出逢いの素晴らしさを、みなさんにお伝えすることができたらいいなと願っています。

(文:若松正子/撮り下ろし写真:草刈雅之)

デビューアルバムへの想いも!笑顔が可愛いシスター・クリスティーナ

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