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各局から引く手あまた!! 小島瑠璃子が重宝される理由とは?
優勝した『第34回ホリプロタレントスカウトキャラバン』について語る(外部サイト)
自身の出演番組をあえて観直さず、“一期一会”にこだわるスタイル
小島がグランプリを獲った2009年のテーマは“感じのいい女の子”というフワッとしたもの。だが、今の彼女を見ていると、この“感じのいい”というニュアンスがよくわかる。もともと人見知りをまったくしない性格とのことで、高校時代はサッカー部のマネージャーをしていて気が利くところもあり、デビュー当初から事務所の先輩のさまぁ〜ずに、娘のように可愛がられた。そんなたたずまいは視聴者にも好感を持たれる。
同じバラエティタレントでも、たとえば菊地亜美は自分の出た番組を何度も繰り返し観て反省したり、出演前にコメントをいくつも考えたり、陰の努力を相当しているという。それがガッツいたキャラとなって出ているが、小島はそうした努力を「ポリシーがあって、あえてしません」と語る。「女優さんやスポーツ選手なら、同じ場面が来ると思うんです。でもバラエティで、同じ人に同じことを振られるのは、たぶん二度とないので。それより、ヘンな慣れが出ないように気をつけています」と自然体で番組に臨み、必死に前に出ようとはせず溶け込む。なのに、ゲストで入ったバラエティでも、番宣CMで彼女が笑ったり驚いた顔がよく抜かれているのは、純粋に楽しそうな表情だからだろう。
言葉のパスを逃さない高感度のアンテナを持つオールラウンダー
小島瑠璃子は千葉県有数の進学校の出身。学内での成績は“中の下”だったとか。この“名門校の中の下”というポジションも、今のテレビでの彼女の立ち位置に反映されている。お高い才媛キャラでもないが、おバカキャラでもない。だけど、微妙におかしな受け答えをしたり、最近もツイッターで携帯の通信速度の遅さに「wife買おうかな」とつぶやいたり(Wi-Fiの間違い。wife=妻)、笑わせてくれる。それでいて、報道寄りのスポーツ番組『S☆1』(毎週土曜日 深夜0:30〜 TBSテレビ系)では、キャスターとしてきっちり情報を伝える。頭の回転の速さもうかがえる。
さらに、場を明るくするヴィジュアルと存在感。先日はホノルルマラソンも完走した。類まれなオールラウンダーの彼女に、硬軟さまざまな番組から声が掛かるのも当然の結果と言えるのかもしれない。
(文:斉藤貴志)
年間女性タレント番組出演本数ランキング
大久保佳代子
- 385番組
1
小島瑠璃子
- 373番組
2
近藤春菜
- 346番組
3
関根麻里
- 325番組
4
黒柳徹子
- 309番組
5
夏目三久
- 306番組
6
ベッキー
- 291番組
7
指原莉乃
- 288番組
8
西川史子
- 283番組
9
SHELLY
- 280番組
10
調査項目:タレント番組出演本数(出演番組の放送回数分をカウント)
調査期間:2014年1月1日〜2014年11月30日
調査対象局:NHK総合/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区地上波オンエア分)
・グループ出演と個人出演の合算にて集計
・アナウンサーは対象外とする
・通販番組出演者は対象外とする(ニュース番組内でのコーナーとしての通販出演者は含む)
・再放送番組は対象外とする
・ナレーション出演は対象外とする