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ORICON NEWS
家入レオ『初ワンマンツアー集大成ライブをレポート』
18歳、全身全霊のパフォーマンス
その後も、観客1人ひとりに語りかけるように響いた「キミだけ」、伸びやかな高音に魅せられた「Lady Mary」、思春期の心の叫びを歌い反響を呼んだ3rdシングル「Bless You」、鮮烈なインパクトを与えたデビュー曲「サブリナ」など、“17歳の大人でも子供でもない気持ちを忘れたくなくて書いた”という1stアルバム『LEO』の収録曲を中心に熱唱。「私の想いが、少しでもみなさんにちゃんと伝わりますように」と語ったように、真摯に音楽を伝えようとする気持ちが歌声、そしてすべてのパフォーマンスから伝わってくるようだった。
本編最後には、東京で3度目の春を迎えたという彼女が「私にとっては春が1年の締めくくり。新しいことを始めるときに不安になることもあると思うけど、(そんな人に)“私がいるよ”という気持ちで歌います」と、花びらが舞い散るステージで「ripe」を歌唱。その想いを会場のファンの心に届けた。
みなさんの前で歌うのが一番好き
ライブ中、「家やスタジオで歌うのも好きだけど、みなさんの前で歌うのが一番好き、(みなさんから)逆にパワーをもらっているので、今度は何倍にもして返したい」と感謝の気持ちを度々口にした、この日のラストは「Say Goodbye」。曲ごとに異なる歌声、表情で一瞬もステージから目が離せない全17曲、90分に渡るステージを締めくくった。昨年2月のデビューから1年。さまざまな経験を通し、成長の一途をたどった彼女の晴れやかな表情が印象的だった。
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