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大野いと『新境地の女子高生役!思ってもいなかったことに気づかせてもらった』
大ッキライな相手だと思って……
大野もう、数えきれないくらい、いろいろなことを教えていただきました。新しい経験がいっぱいあった現場です。共演の先輩方も素敵な方ばかりでした。
──監督とはどんなことを話したんですか?
大野役作りに関することが多かったです。私が由紀という役に対して思ってもいなかったことを、新たに気づかせてもらったり。たとえば、出番がない撮影のときでも、監督から「もし由紀がここにいたら、どう行動すると思う?」と質問していただくことがあったりして。そんな風に会話のやり取りを積み重ねて、少しずつイメージをふくらませていくことができました。
──アクションや暴力シーンも多いですよね。
大野大変でした!攻撃するシーンのときは「大ッキライな相手だと思って演じて」っていわれながら撮っていました(笑)。怒鳴るシーンも多かったんですけど、普段の生活で怒鳴ることなんてまずないので、頭のなかでどういう気持ちで声を張り上げるのかをまず考えて、役に入り込むようにしていました。
──実際の大野さんは、どんな性格なんですか?
大野私は……いつもまわりのことを気にしちゃう子です(笑)。友だちとおしゃべりをしていても、「あ、今の失礼だったかな」「どう思っているんだろう?」とか、相手の気持ちをすぐ考えちゃう。大勢でワイワイ集まったりするところにも、自分からは入っていけないんです。でも、いったん打ち解けるとボケたりしちゃうんですけど(笑)。
──人を笑わせるのも好きなんですね。
大野気持ちをオープンにできると切りかわるのかな。家族と一緒にいるときは、もっと自由気ままです(笑)。つい甘えちゃう。じゃんけんでご飯を食べに行くお店を決めようってなったとき、私が負けても時々みんながゆずってくれたりするんです。そういうときは気にせず乗っかっちゃう(笑)。
撮影の合間はひとりになっていました(笑)
大野お母さんとは毎日電話で話しています。友だちとかスタッフさんの話とか、1日の出来事をトコトンしゃべります。家族にはぜったいこの映画を観てほしいんです!とくに歌はすっごく練習したので、この作品の不思議でおかしくて新しい感覚を味わってほしい。
──歌も見どころですよね。堂々とした表情も印象的なんですが、緊張することはありましたか?
大野常に緊張でした!してないときはなかったですね。私は緊張しぃなんで(笑)。
──そういうときは、どうやってリラックスするんですか?
大野ひとりになっていました。人に見られないことが一番のリラックス方法なんです。合間の時間にトイレとか駐車場に行って、「ふーっ」って(笑)。だけど、いっぱい人がいる場所にもどったら、またキューって緊張しちゃう……。
──(笑)そんなことを感じさせない見事な演技でした。これから観ていただく方にはどういうメッセージを伝えたいですか?
大野とにかくのめり込める内容になっています。あっという間の2時間14分。ぜひ物語のなかに引きずり込まれて、思う存分その世界観を楽しんでほしいです!
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(文:奥浜有冴/撮り下ろし写真:鈴木一なり)
映画情報
誰にも止められない超不良・太賀誠、正真正銘のお嬢様・早乙女愛。何もかも違う<天使と悪魔>ともいうべきふたり…。だがそこには運命の恋があった―。愛の、惜しみない愛情は、かたく閉ざされた誠の心の扉を開けることができるのか!?
監督:三池崇史
出演:妻夫木聡 武井咲 斎藤工 大野いと 安藤サクラ 前田健
2012年6月16日(土)新宿バルト9ほか他全国ロードショー
(C)2012『愛と誠』製作委員会
【予告編】 【OFFICIAL SITE】
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