2016-02-25
『フルハウス』好きの私立恵比寿中学・松野莉奈が語る
続編『フラーハウス』の魅力とは
――初めて『フルハウス』を観たのはいつ頃ですか?
【松野】小学校低学年の時にテレビで再放送していたのを偶然観て面白そうだなと思ったのがきっかけです。
――『フルハウス』のどんなところにハマったのですか?
【松野】私の父が海外のコメディ映画のDVDを借りてきて、よく一緒に観ていたんです。その影響もあって、コメディ要素の強い『フルハウス』にハマったんだと思います。笑えるだけじゃなく、時に感動するお話が盛り込まれてるところも好きです。幼いながらも三姉妹の気持ちに共感したり、悩んだ時の解決策みたいなものもこのドラマから学びました。
―― 一番好きなキャラクターは?
【松野】迷いますね……でもミシェルが一番好きです。わがままなところもあれば、子供らしい純真な部分を持っていて可愛いんです。赤ちゃんの時から成長を見守っていますけど、“こんなにちっちゃいのにちゃんとお芝居ができて凄い!”といつも思っていました(笑)。あと、着ているお洋服もとっても可愛くて、私にもいつか子供ができたらミシェルのように可愛い服を着せたいなと子供ながらに思っていました。
――ミシェルは末っ子ですが、三姉妹の中で誰が一番自分に近いと思います?
【松野】私はひとりっ子なので、結構わがままなところがあるんです。そこはミシェルに似てるなと思いますが、たまにドジなところもあるので、そういうところはステファニーに近いんじゃないかなと。ステファニーは物をウッカリ壊してしまったりするところがあるので、そういうところが似ていると思います(笑)。
――三姉妹みんなとても濃いキャラクターですが、それぞれの好きなところは?
【松野】D.J.はしっかりしていて、ああいうお姉ちゃんが欲しいと思いました。妹たちとケンカもするけど、最終的には仲直りするし良いお姉ちゃんなんです。ステファニーは、たまに大人びたことを言うところが可愛いなと思います。ミシェルは人懐っこくて、強面のおじさんにも話しかけちゃう(笑)。私は人見知りなほうなので、ミシェルのように誰とでも話せるところが凄いなと思いますし、羨ましくもあります。
――そんな三姉妹の父(ダニー)、叔父(ジェシー)、父の親友(ジョーイ)の3人が子育てに奮闘する姿が『フルハウス』では描かれていますが、この3人の中で父親にするとしたら誰がいいですか?
【松野】面白いお父さんがいいなと思うので、ジョーイかな……。でも、一緒にいたら楽しそうな反面、途中から“もうヤダ!”って思ってしまうかもしれません(笑)。変なパジャマ着ていたり突っ込みどころ満載なキャラですよね。変なんだけど、いざという時に頼りになるところが好きです。
――ダニーのような父親をどう思いますか?
【松野】私は掃除が苦手なので、掃除好きなダニーから注意されそうだなと思いながら観てました(苦笑)。実は私の父も掃除好きなんです。そう言えば好きなエピソードがありまして、ステファニーが好きな男の子に振られちゃうお話があって、その時にダニーが慰めていて優しいなと思いました。
――『フルハウス』で思い出に残っているシーンは?
【松野】ジェシーがレベッカと結婚したことがきっかけで、ミシェルと離ればなれになりそうな回があって。ミシェルはジェシーのことを慕っていて、お別れする時に「行かないで」と引き止めるシーンが切なく、思わず泣きそうになりました。
――いいエピソードですね! さて、先ほど『フラーハウス』第1話をご覧頂きましたが、20年経ってもジェシーは相変わらずカッコ良かったですね。
【松野】カッコ良かったです! あと、ジェシーの双子の息子・ニッキー&アレックスはいたずらっ子だったので、もしかしたら成長するにつれ真面目になってるんじゃないかなと予想していたんですが、見事にハズレたので思わず笑ってしまいました。
――『フラーハウス』を観て一番変わったなと思ったのは誰ですか?
【松野】ダニーを見た時に“この人誰だろう?”と一瞬わかりませんでした(笑)。見た目がすっかりお父さんらしくなってて(笑)。あと、ステファニーが面影はそのままなんですけど、しっかりした部分は大人になってよりでてきたかなと感じました。職業もDJになっていて驚きましたし、お姉ちゃんに憧れてたからなのかなと思うと感慨深かったです。
――そのD.J.は3人の息子を持つシングルマザーになってましたね。
【松野】息子たちがめっちゃ良いキャラで気になりました(笑)。特に次男坊のマックスがおじいちゃんに似て掃除好きなところがツボにハマりました(笑)。今後ダニーとマックスであの家をピッカピカにしそうですよね。末っ子の赤ちゃんも可愛かったし成長が楽しみです。
――『フラーハウス』で好きなシーンはありましたか?
【松野】『フルハウス』と『フラーハウス』が画面を二分割して同時に同じシーンを再現して映し出されていたので、『フルハウス』ファンとしてはとてもジーンときました。あと、『フルハウス』と同じようなオープニングが凄く良かったです!
――タナー家の隣人であり、長女・DJの親友・キミーは数々のおもしろいエピソードがありますが、20年経っても変わってなかったですね(笑)。
【松野】トラブルメーカーっぷりは相変わらずでした(笑)。昔もオシャレでしたけど、大人になっても個性的なファッションを着こなしていて素敵だと思います。
――両ドラマは米サンフランシスコの街が舞台となっていますが、海外生活に憧れを抱いたりしましたか?
【松野】憧れますし海外にも行ってみたいです! ただ、あまり英語が得意じゃないので、『フラーハウス』を観ながら英語の勉強してみようかな……。
――海外ドラマは普段スマホで観ますか?
【松野】iPadで観ることが多いです。お友達から良いドラマを教えてもらったり、インターネットで良さそうなドラマを調べて観ることもあります。
――では最後に『フラーハウス』のどんなところに注目していきたいですか?
【松野】『フルハウス』と同じ要素も盛り込みつつ、キャスト達の成長した姿を楽しめるのが『フラーハウス』の見どころ。新しい登場人物も出てくるので、今後どんな風に物語が展開していくのかに注目していきたいです!
私立恵比寿中学 松野莉奈
1998年7月16日生まれ。東京都出身。
アイドルグループ・私立恵比寿中学のメンバーとして、2012年5月5日にシングル「仮契約のシンデレラ」でメジャーデビュー。2015年6月17日発売のシングル「夏だぜジョニー」で自身初の2位を獲得。2013年8月17日には映画『ジョーカーゲーム 脱出』に出演。169.5センチの長身を活かし、雑誌『LARME』(徳間書店)などでモデルとしても活躍。4月23日からは、千葉・市原市市民会館公演を皮切りに全国ツアー『私立恵比寿中学 JapanホールKeikiiiiツアー 2016〜the snack bar in gakugeeeekai〜』がスタートする。
1987年から1995年にかけて放映された大人気ファミリードラマ『フルハウス』。妻に先立たれたダニーが3人の娘たちを育てるために義理の弟ジェシーと親友のジョーイと繰り広げる笑いと感動のドラマに世界中が夢中になり、今でも世代や国の垣根を越えた熱狂的なファンが多い。
新作の『フラーハウス』は、タナー家族のその後を描いたストーリーとなり、オリジナルでは幼かったタナー家の長女D.J.と次女ステファニー、そしてD.J.の親友キミーが大人になり、子育てに奮闘する姿を描いていく。
また、『フルハウス』地上波テレビでの吹き替え版放送を観ていたファンが多く、ネット上には「吹き替え版はないの?」といった声が多く、その期待に応えてオリジナル版の吹き替え声優陣が20年の時を経て再集結した。
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