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映画『キング・オブ・エジプト』主演 ブレントン・スウェイツ来日インタビュー
自らハードなスタントに挑戦
「東京ってクールでカッコいいし、もの凄いエネルギーを感じる街ですね。日本食も食べましたよ。銀座にあるお寿司屋さんと六本木にある一風堂(ラーメン店)に行ったのですが、とても美味しかったです! 新幹線で京都にも訪れましたが、非常に美しくて東京とはまた違った雰囲気を持つ素敵なところでした。今回の来日で日本が大好きになりましたし、優しくて親切な人が多いのも日本の魅力だと思います」
気さくに答えながら見せる柔らかい笑顔は、ハリウッドスターのオーラを放ちながらも親近感を与えてくれる。そんな彼が今作で挑戦したのは“仕掛けられた罠を忍者並みの身体能力でかいくぐる”というかなり難易度の高いハードなアクションであり、今作の重要な見せ場にもなっている。
普段からサーフィンをしたり、体を動かすことが好きなブレントンは、今作で自らがアクションシーンを演じるのを楽しみにしていたという。ハードなアクションをこなす役のオファーがいつきてもいいように、日頃から体作りをして準備しているようだ。
「ハリウッドの映画に出演するためには、普段からしっかりと体を作っておかないといけないんです。撮影ではハードなシーンでも何度もテイクを重ねたりしますから。僕はサーフィンやテニス、ジムなどとにかく体を動かすことが大好きなので、そういった運動で自然と体力作りできていたのかもしれませんね。ただ、役作りに関しては演じるキャラクターによって毎回準備の仕方は違います。今作のベックはかなり肉体的な準備が必要でしたけど、別の役では内面を探りながら感情移入していったり、演じるキャラクターの癖や姿勢などをじっくりと研究して役作りすることもあるんですよ」
役者という仕事は役によって体重の増減や肉体改造を要求されることもあり、肉体的な面だけでなく時には科学者や医者など専門的な職業に扮するための役作りも必要になってくる。そこで彼に今後チャレンジしていきたいことを聞いた。
更にいま一番演じてみたいキャラクターについて尋ねるとこう答えてくれた。
「ジョニー・デップが演じた『シザーハンズ』のエドワードや『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカのような誰も見たことのないユニークなキャラクターにチャレンジしてみたいな!!」
来年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作で、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの相棒役に抜擢されたブレントン。おそらく彼にとってジョニー・デップとの撮影は多くの刺激を受けた現場だったのだろう。そういった人気シリーズへの参加など、順調に俳優としてのステップアップを続ける彼には役者として大事にしていることが2つあると言う。