凍る指を窓にあてて
外気を探る
光の無い目を見開き
明日を睨むさ
幻との決別は今最後の手段で
色褪せたままの記憶が甦えるだけ

夜に怯えて身を隠せ
逃げられる事実が嘲笑うのさ

地獄を見るのはお前の方で
手を組んだまま息絶えるのさ
最後の瞬間に期待はムダだ
最後まで目覚めぬまま
朽ち果てろ NIGHTMARE

荒廃の街を行くのさ
彷徨える羊
萎えた足を震わせながら
恐怖におののけ!
いながらに夜になる
今この時に
閉ざされたまま窓を見る
影になるのさ

壊れる時に目を見張れ
崩れ落ちた夢に縛られたまま

うろたえることなく眠り続け
何百夜をこのままで過ごせ
忌まわしいたわごとが起こるだろう
最後まで目覚めぬまま
朽ち果てろ NIGHTMARE