思い出していた いつか見た夢を
ふたりが重ねた あたたかい時間たち
心の中で広がってゆく
とぎれた言葉 ため息ひとつ

急に せつなさで
胸がちぎれそうになる
変わってゆく あなたが怖くって
悲しくて ついてゆきたいけれど
今はひとり あなたの足音に
追いつけなくて 見つめているだけ

11月の冷たい 風の中
あなたが笑うと ぬくもりにつつまれた
おいてきぼりになった
私の思いを抱いて
立ち止まったまま

遠く輝いた あの日の星空よりも
今あなたに この手が届かない
苦しくて こわれそうな心に
気付いてるの? こんなにそばにいる
いつも待ってる 見つめてほしくて

輝いた あの日の星空よりも
もっと近く あなたを感じたい
思い出は 未来を変えてくれない
だから私 いつでもそばにいる
ずっと待ってる 見つめあいたくて