街の騒めきの透き間抜けて
ふいに聴こえてきたあのメロディー

言葉にできない心 持て余すため息を
君は静かに見つめてた 何も言わず 微笑んで

そのまなざしに苛立ちと もどかしさ感じるたび
ふたりの愛は 少しずつ すれ違い 背中を向けた

苦い涙の理由を詰る
そんな夜をいくつも重ね

誰かを愛する心 置き去りにしてた
自分の弱さ隠したまま 逃げるのは 終わりにしよう

もしも時間を戻して あの日に帰れるなら
精一杯の愛を込めて 抱きしめてあげられるよ

君の優しさの奥に隠された淋しさ
僕にはまだわからなくて 自分勝手に傷つけてたよ

もしも時間を戻して あの日に帰れるなら
精一杯の愛を込めて 抱きしめてあげられるよ

かけぬけてきた時の中 今やっと気付いたのさ
愛することは言葉じゃなく 心で見つめ合うことだと

もしも時間を戻して あの日に帰れるなら
精一杯の愛を込めて 抱きしめてあげられるよ