海を見たいといいだしたのは
あなたなのに――。

夜明けの駅には
誰ーれもいなくて ひとり
石の階段に
座って待ってた 君を
白い鳩が飛ぶ
小さな広場に 朝は
僕を残し 消えたのさ

ふたりだけは愛しあって
決して離れないと…
ふたりで守る約束はハートの夢
君が好きだよ行かないで!
忘れられない――。

海を見たいといいだしたのは
あなたなのに――。

季節はずれだよ
誰れもいない海 ひとり
波に叫ぶ今
僕の気持の すべて
衿をたてて
まだ風は冷たくて 走しる
足跡さえ 消えてゆく

ふたりだけは信じあって
生きてゆこうとした
ふたりで描いた明日へのハートの夢

君が好きだよ行かないで!
忘れられない――。

君が好きだよ行かないで!
忘れられない――。