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余命宣告の俳優・入川保則が現状報告「進行遅い」 今後は主演映画に尽力

 末期の直腸がんで8月までの命と宣告され、延命治療を拒否している俳優・入川保則が24日、東京・南麻布の天現寺シアターで会見を行った。入川は、現在の状態を「日に日に弱ってる。明らかに進行してるなと思う」と淡々と説明。ただ「(病状の)進行は遅いみたい。希望していた秋風が吹く時に当たりそう」といい「死は避けられないけど、恵まれてるのは毒舌吐けるくらい、今元気なことが嬉しい」と微笑んだ。今後について「7月いっぱいは持ちそうだから」と自身が主演・企画する映画の制作に尽力するという。

会見を行った入川保則 (C)ORICON DD inc. 

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 今年1月に医師から「余命半年」と宣告された入川は「持久力が落ちてきた」と確実に死期が迫ってきていると明かしつつも「性格もしつこいけど、体もしつこいみたいで、(死期に)ズレが出てる。痛みもなければ食欲も旺盛で、太ってきているくらい。自分でもがんなのかわからない」と屈託ない笑みを見せた。

 がん告白後も芸能活動を継続し、今週はTBS系ドラマ『水戸黄門』の収録に悪商人役として参加。昭和36年来の付き合いだった俳優仲間・里見浩太郎とも久々に再会したといい「もう生身で会えるかわからないけど、厚く握手をしてサヨナラと言ってきたよ」。

 6月10日にはシングル「脇役」で歌手デビューも果たし、同25日には『その時は、笑ってさよなら 俳優・入川保則 余命半年の生き方』を上梓した。入川は自身の著書を「20回くらい読んだけど、面白い。自分が言うんだから間違いない。実にいい人生を送ったなと見直す材料になった」と名刺代わりに差し出し「日本中回ってこの本を売り尽くしたい。村上(春樹)さんに1部でも勝ちたい」と語った。

 「仕事をしている時が楽しい。まだまだやっていく」と、身を粉にしても現役にこだわる入川は、この日「7月にクランクインできるように頑張る」と自ら主演する映画の企画作りに急ピッチで励むことも改めて報告。事務所関係者によると、喫茶店を舞台にした現代物語で、冬の公開を目指すといい、共演者は「今まで入川が携わった、小林旭さんや岩下志麻さんといった役者さんに声をかけたい」としている。

 また、今年3月に記者会見でがんを告白した際、人気グループ・AKB48にハマっていると明かした入川は「若い子が好きですから。この年になって、初めて色気づいた。でも、推してるメンバーとかは、SPEEDの時代で止まった。あれ以降は覚えられない。上原多香子さんと結婚したかったな〜」とこぼし、報道陣を笑わせていた。

 入川さんは同日、4月末に開催した東日本大震災チャリティー朗読会を再演。『盲導犬サフィー、命の代償』(秋山みつ子著)を朗読した。

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