写真家としても知られる漫談家でタレントの林家ペーとパー子夫妻が28日、地元である東京・赤羽の書店で芸歴47年目で初の本格写真集『林家ペー、パー子の爆笑芸能写真館』の発売記念サイン会を行った。写真デビューのキッカケは「ミーハー感覚」といい「この年になってAKB48大好きです。AKB48のビッグ5に囲まれて撮りたい」とご満悦。「コイツも“赤羽のパー子”でAKB48よ」と愛妻パー子を見やると、「キャハー!!」と甲高い声が響いた。

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　同作には1985年の『天才・たけしの元気が出るテレビ』の頃から本格的に撮り始めた、およそ20万枚以上という膨大な著名人の写真のなかから433点を収録。有名人の生年月日暗記を得意とするペーならではの構成となっており、萩本欽一、タモリ、笑福亭鶴瓶、明石家さんま、ダウンタウンや北島三郎、和田アキ子、故・赤塚不二夫さん、故・南田洋子さんといった名だたる著名人をカレンダー形式で1月から誕生日別に掲載している。

　地元・赤羽の人気者なだけあって、サイン会前に店頭で行われた報道陣のインタビューでは周囲がたちまちファンでいっぱいに。カメラが回っているなかでもファンとのやりとりや写メール撮影に快く応じるなどファンサービスに努めた。制作期間3年で「『アバター』並みの制作！」と自信をのぞかせ、「僕の集大成でバイブル。昭和・平成の歴史ですかね」としみじみ語った。