【編集長の目っ!】チャン・グンソクの時代、始まる

■演技も歌もルックスも◎ 三拍子揃ったスーパースター

 それにしても、K-POP勢の勢いはとどまることを知らずに、次々と魅力的なアーティストが日本デビューを果たしている。ガールズグループ、そして圧倒的なダンスパフォーマンスとコーラスで魅せる、筋骨隆々のボーイズグループ、カッコよさとかわいらしさが同居したアイドルグループ、バンド……様々なアーティストが日本の女性ファンの心をつかんでいる。そう、グループの活躍が目立っているが、ついにソロアーティストの新星が登場。それがチャン・グンソクだ。

 チャン・グンソクは元々俳優として本国・韓国でも絶大な人気を誇るが、4月27日にシングル「Let me cry」で日本デビューして、1週間で11.9万枚を売り上げ見事初登場1位に輝いた。これがすごい記録で、以下オリコンが各メディアに配信したプレスリリース――「韓国の人気俳優、チャン・グンソク(23)の日本デビューシングル「Let me cry」(4月27日発売/ポニーキャニオン)が発売1週目で11.9万枚を売り上げ、5/9付週間シングルランキングで初登場首位を獲得した。男性ソロアーティストによるデビューシングルの初登場首位は、1980年12月12日に「スニーカーぶる〜す」でデビューし、12/22付ランキングで初登場首位となった近藤真彦以来30年4ヵ月ぶり、史上2人目の快挙(シングルランキング発表開始の1968年1月から対象)。男女通じソロでは、前出の近藤真彦、内田有紀(1994)、高橋瞳(2005)に続く史上4人目の達成となった(グループからのソロは除く)。また、海外アーティストによるデビュー作の初登場首位は、グループ・ソロを通じ史上初。これまでリュ・シウォン「桜」(日付:2005/4/25付)などが持っていた最高記録の2位を塗り替えた。なお、初登場週以外の獲得を含めても海外アーティストのデビュー作では、1980/11/17・24付、イギリスの5人組姉妹グループ・ノーランズ「ダンシング・シスター」(1980年7月発売)以来30年5ヵ月ぶり。記録尽くめの日本デビューとなった」と、いかに彼の登場がセンセーショナルだったがわかる。

 日本では韓国ドラマ『美男<イケメン>ですね』でその人気が爆発。文句のつけようがないその美しさと強さ、優しさを感じさせてくれるルックスと雰囲気。ひとたび歌い始めればロックスターのようなどこか危険で、儚さと色気を感じさせてくれる。「Let me cry」は、親しみやすいメロディが印象的なロックナンバーで、まるで彼自身のようだ。親しみやすい柔らかさと、鋭く尖った雰囲気を併せ持つ、今の彼の雰囲気をそのまま表現したような作品だ。重厚なサウンドと、彼の、やや低めでどこか儚げな声が良く合っている。

 本国で、俳優として確固たる地位を築き、そして日本で歌手デビューし、レコード会社はポニーキャニオンというと、昨年惜しくも亡くなってしまった、パク・ヨンハさんを思い出す。彼もいい声で、いい歌をたくさん歌っていた。

 チャン・グンソクの演技の実力は言わずもがなで、個人的に韓国のドラマや映画が好きでよく観るが、彼が出演していた作品で、『イテウォン殺人事件』という韓国で実際に起こった殺人事件を題材にした映画が印象的だった。彼はどこまでが本当でどこからが嘘なのか、つかみどころがない冷酷な容疑者という難しい役どころだったが、名優たちに混じって見事に演じ切り、その確かな演技力に引き込まれた。

 彼はこれまで、アジアツアーを行うなどアジア各国ではすでに圧倒的人気を誇り、日本でもファンミーティングを開いたり、今年2月に発売されたEvery Little ThingのMVに出演し話題になったり、チャン・グンソク旋風はすでに吹き荒れている。現在サントリー『ソウルマッコリ』のCMに出演中で、その影響で同商品の売上げが劇的に伸びたり、数々の女性誌で表紙を飾ったり、特集が組まれたりと、その“勢い”は増すばかりだ。イケメン、演技力◎、歌◎と、エンターテイナーとしては申し分ない資質を持った彼が、日本の音楽シーン、エンタメシーンをどこまで熱くさせてくれるのか、非常に楽しみだ。

※シングル「Let me cry」には、タイトル曲ほか、『ソウルマッコリ』のCMソングの「Bye Bye Bye」などを収録。初回限定のCD+DVD盤のDVDにはレコーディング&ジャケット撮影メイキング映像が収録されている。

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  • チャン・グンソク 
  • 日本デビューシングルシングル「Let me cry」 

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