タレントの石田純一、森下千里らが28日、東京・LUZ大森で行われた芸能人フードコート『very』出店発表会見に出席。『芸能人カレー部』の一員としてオリジナルカレーを販売する森下は、あす29日に同じくカレー部の元格闘家・武蔵とともに520食を用意し、岩手県陸前高田市へ炊き出しに向かうことを明かした。また、石田も来週以降、岩手県大船渡市へ炊き出しに向かうといい「おいしいものを食べると元気になる。出来るだけ色々な場所に行きたい」と語った。

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　6年前より森下を中心に結成された『芸能人カレー部』には、ほかにラサール石井、益若つばさ、新山千春が所属。被災地には「一番甘口で、子どもにも喜んでもらえるように」（森下）と、新山考案のココナッツシーフードカレーが届けられる。石田は「被災地では元気になった人もいるけど、これから大変な人や原発などの二次災害もあって、それぞれの立場や場所で不安がある」と話し、「1回や2回じゃなく、色々な場所にうかがいたい」と、今後も継続的な支援活動を行っていくことを誓った。

　同所では奈美悦子、加藤紀子、小森純らが考案したオリジナルメニューが販売される。『雑穀アドバイザー』の資格を持つ奈美は、身体に優しい女性向けの『雑穀ラーメン』を提供し「すごくおいしくて、個人的にも満足しています」と笑顔。“東日本大震災義援金感謝価格”としてオリジナルカレーを200円で提供する森下は「東京の人も募金など色々な形で応援しているので、ちょっとでも気軽においしく食べてもらえるよう、安い価格にしました」と語った。

　会見にはほかに加藤紀子、桃華絵里、星ひとみ、長州小力が出席したほか、小森純がビデオメッセージを寄せた。各店舗は被災地支援のため、期間限定で一部商品を値下げして販売。小森がプロデュースする『小森純とフライパン工房』の売り上げの一部は、本人の意向により義援金として寄付される。