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『ダ・ヴィンチ電子書籍アワード』 第1回大賞は絵本『ヌカカの結婚/テロメアの帽子/カルシノの贈り物』

 メディアファクトリーは27日、『第1回ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2011』の発表会を都内で開催し、大賞に著者・森川幸人さん、制作・ムームーの絵本『ヌカカの結婚/テロメアの帽子/カルシノの贈り物』を選出した。国内でさまざまな電子書籍が登場し始めた“電子書籍元年”ともいわれる2010年内に配信された作品を対象に、電子書籍に対するアワードとしては初の試みとして行われた。

電子書籍はPCなどで閲覧するネット上、iPhone・iPad、Android、電子書籍専用端末などさまざまなハードで読むことができる。それでもまだまだ特定端末向けに配信される作品が多く、作品コンテンツの中身、電子書籍のギミックの両面から評価された今回の受賞作品にはさまざまなジャンルで配信本数の多いiPhone・iPad向けの作品が目立った。

『第1回ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2011』は、いまだ電子書籍の定義が定まらないなか、さまざまな議論が重ねられ、今回は2010年1月1日〜12月31日の間に配信された作品を対象に自薦他薦問わず募集し、200作を超える作品がエントリー。実行委員会がノミネート作品として16作品に絞り、2月に市川真人氏、岡康道氏、津田大介氏、萩野正昭氏、村井智建氏、横里隆氏、歌手・一青窈の全7名の審査員により5部門の各賞受賞作品が決定した。

 審査員の市川真人氏は「今回のアワードは最も優れた作品を決めるというより、電子書籍にとってどんな未来があるのか、どんな可能性があるのかを議論する選考会だった」と振り返った。大賞を受賞した森川さんは、電子書籍を「ジャンル、ボリューム、音、アニメーション、文字、値段、出版ペースはどういったものがいいのかというところで、まだ誰も正解を見つけてないと思う。これからも頑張ってその正解を見つけていきたい」と今後の展望を語った。

著書『適当日記』で特別賞を受賞した高田純次はビデオメッセージで「今まで賞というものに縁がなく、過去には“象印賞”といって炊飯ジャーをもらったくらい。特別賞をいただいた時点で大賞はないので、次回は大賞を目指して日夜努力していきたい」と得意の“テキトー”ぶりを発揮しながら喜びのコメントを寄せた。

 受賞作品は以下のとおり。

『第1回ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2011』
●大賞 『ヌカカの結婚/テロメアの帽子/カルシノの贈り物』(iPhone・iPad・iPod touch向け) 著者:森川幸人 制作:ムームー
●文芸賞 『歌うクジラ』(iPhone・iPad・iPod touch・Android向け) 著者:村上龍 制作:G2010
●書籍賞 『元素図鑑 The Elements in Japanese』(iPhone・iPad・iPod touch向け) 著者:セオドア・グレイ 制作:Elements Collection,Inc、創元社
●コミック・絵本賞 『センネン画報』(iPhone・iPad・iPod touch向け) 著者:今日マチ子 制作:ネットブーム
●特別賞 『適当日記』(iPhone・iPad・iPod touch・Android向け) 著者:高田純次 制作:ダイヤモンド社、『Jコミ』(PC向け) 制作:Jコミ
●読者賞 『ママ、読んで! おやすみ前のおとえほん 〜読み聞かせ日本昔話〜』(iPhone・iPad・iPod touch・NTTドコモのAndroid向け) 著者:守時タツミ 制作:エキサイト



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