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【編集長の目っ!】YUKIの今年最初のシングルは、せつなすぎる。

■せつないミディアムバラード「ひみつ」で、YUKI始動。

 2010年、一番聴いた作品のひとつが、YUKIのライブアルバム『YUKI“The Present”2010.6.14,15 Bunkamura Orchard Hall』だ。30人ものオーケストラ、ビッグバンドが繰り出す音は、迫力があって、優しくて、繊細で、文句なしで、それバックに歌うYUKIのボーカルも素晴らしく、何回聴いても毎回感動できる名盤だ。そのライブを含め、YUKIの2010年のツアー『YUKI concert tour 2010“うれしくって抱きあうよ”』を盛り上げた素晴らしいミュージシャン達、浦清英(P;バンマス)率いる「The Urah」「きらめきストリングス」「ときめきホーンズ」が再び集結して、YUKIの今年最初の、通算22枚目のシングル「ひみつ」(4月6日発売)を作り上げた。

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 イントロから、いきなりこのスペシャルミュージシャン達が弾き出す音にやられる。体が自然とリズムを取る。ピアノの音がせつない。そして、「火傷したいわ 赤い糸 手繰り寄せて」と、意味シンで、“その次”を覗きたくなる言葉で始まる、YUKIが描く、“ふたり”のせつなくて儚い想いが、風景となって広がっていく極上のミディアムバラードだ。彼女が映し出す風景は、本当にその“色”がすごくいい。

 といっても、曲を聴いて広がる風景は、十人十色、人それぞれだと思うけど、YUKIが綴る言葉は、そのシアワセを感じさせてくれる声と相まって、どんなに哀しい歌も、必ずせつなさとそしてシアワセな温度を残してくれる。そう、必ずシアワセな気持ちにさせてくれるから、聴いた人が自分が好きな色、シアワセを感じる色に、YUKIが描く風景を色付けしていくのではないだろうか。

 今回の「ひみつ」もそうだ。せつなく温かいラブソングは、聴いた人誰もが、恋をしたい、誰かのことを愛しく想いたい、想っている人がいる人は、更に相手のことが愛おしく思えてくるに違いない。心を温かくしてくれる。まさにYUKIの真骨頂だ。

 一方カップリングの「Wild Ladies」は、軽快なロックナンバー。どこか80’sの匂いがする、ロックなんだけど、ポップなメロディが印象的だ。

 このシングルと、同時発売されるライヴ映像も見逃せない。昨年のツアー『YUKI concert tour 2010“うれしくって抱きあうよ”』の東京国際フォーラム公演の模様を、DVD、Blu-rayにパッケージしたものだ。「The Urah」「きらめきストリングス」「ときめきホーンズ」の演奏と、YUKIの温かい歌声、キュートな動きと素晴らしい楽曲がノーカットで楽しめる。このライブは実際に観に行ったけど、とにかく、バンドが放つグルーブと、YUKIの歌声で、なんともシアワセな2時間を過ごしたことを、今でもはっきり覚えている。

 CDでもDVDでも、YUKIは聴いた人、観た人全員を、シアワセな気持ちにしてくれる。

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  • YUKI 
  • シングル「ひみつ」(4月6日発売) 
  • DVD&Blu-ray『YUKI concert tour 2010“うれしくって抱きあうよ”東京国際フォーラム ホールA』 
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