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55年の歴史に幕 グランドプリンスホテル赤坂閉館 〜解体までは東日本大震災避難施設に

 長年にわたり“赤プリ”の愛称で親しまれてきた『グランドプリンスホテル赤坂』(東京都千代田区)がきょう3月31日に閉館し、最後の宿泊客のチェックアウト後の正午過ぎから閉館セレモニーが行われた。同ホテルは1930年に建てられた旧館は保存し、40階建ての新館等は4月から解体工事が行われるまでの3ヶ月間、東日本大震災の被災者の一時的な避難施設として活用される。

 セレモニーでは同ホテルの歴史、ファンより届いたメッセージが紹介された。最後のチェックアウト客となった女性は、同ホテル閉館のために現在の住まいであるアメリカから来訪。時折涙ぐみながら、「娘たちにとっては赤坂プリンスは東京の家。みなさんも赤坂プリンスのことを忘れないで、心の中に刻みましょう」と語った。

 また「私どもはお客様に育てていただいたんだなぁと改めて思います。私どものホテルでは政治経済、または芸能など、色々なことが行われました」と振り返った松下学総支配人は、「東京都と相談いたしまして、この建物は今後、災害の避難場所として使用されます。また、ここにおります私どもスタッフは全国のプリンスホテルに参りますので、今後とも変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます」と語り、集まった同ホテルのファン、宿泊客、レストラン利用客に感謝の言葉を述べた。

 1955年に開業した同ホテルは旧館、新館、地上6階・地下1階建ての別館、建築家・丹下健三氏が手がけた「五色」の4館で構成。場所が永田町に近いこともあり、多くの政治家が利用したほか、有名人の結婚式や記者会見などの会場としても使用され、特徴的な建物は赤坂エリアのランドマーク的存在として知られていた。



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関連写真

  • 閉館セレモニーで最後の見送りをしたグランドプリンスホテル赤坂の従業員 (C)ORICON DD inc. 
  • 最後のチェックアウト客に花束を贈呈【『グランドプリンスホテル赤坂』閉館セレモニーの様子】 (C)ORICON DD inc. 
  • 閉館した『グランドプリンスホテル赤坂』の外観 (C)ORICON DD inc. 
  • 最後も笑顔でお見送り【『グランドプリンスホテル赤坂』閉館セレモニーの様子】 (C)ORICON DD inc. 

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