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福山雅治、24時間ラジオ生放送に初挑戦 全国ツアーで「東日本応援シート」販売も

 歌手で俳優の福山雅治が、4月9日午後1時から放送の東日本大震災被災地復興支援特番、ラジオ・チャリティ・ミュージックソンSP『I’m with U キミと、24時間ラジオ』(ニッポン放送)のメインパーソナリティーを担当することが26日、わかった。同日深夜、12年目に突入した同局のレギュラーラジオ番組『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル 魂のラジオ』で発表した。福山にとって「24時間ラジオ」は初挑戦となる。

4月に24時間生ラジオのパーソナリティーを務める福山雅治 

4月に24時間生ラジオのパーソナリティーを務める福山雅治 

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 昨年、自身が主演したNHK大河ドラマ『龍馬伝』のロケで訪れた岩手県大船渡市が震災によって甚大な被害を受けるなどして心を痛めていた福山を、被災地のリスナーからのメッセージが突き動かした。

 11日に震災発生以来、地震関連情報だけを放送していたラジオ福島で19日、『魂のラジオ』がオンエアされると、福島在住のリスナーから「元気が出た」「勇気づけられた」といったメッセージが続々と福山の元へ。被災者のために「何かしたい」。その一心で放送終了後、同局スタッフと話し合い、被災地復興支援のための『ミュージックソン』実現に向け動き出した。

 1975年にスタートした『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』は、毎年12月24〜25日にかけて生放送されているが、特番が組まれたのは今回が初めて。4月9日(土)午後1時より24時間、被災地へ音楽や全国からのメッセージを届け、リスナーに募金を呼びかける。福山は「本来、4月9、10日は宮城でライブの予定だったという思いがある。極力できることを頑張りたい」と意気込んだ。

 また、震災発生以降、4都市12公演の開催を見送っていた全国ツアーを、4月16日の三重公演から再開することも発表。巨大セットを撤去することでステージ裏に新設した座席を「東日本応援シート」として販売し、その収益金を日本赤十字社に全額寄付する。三重公演では、2日間計4000席が追加発売される予定。節電に最大限配慮して公演を行い、各会場では義援金ボックスの設置やチャリティーグッズ販売も予定している。

 そのほか、ロックバンド・サンボマスターのボーカル山口隆、クリエイティブディレクター・箭内道彦氏ら福島県出身アーティスト4人による“猪苗代湖ズ”のチャリティーソング「I love you & I need you ふくしま」にギター&ハーモニカで緊急参加。同曲の別バージョンを配信し、収益を全額寄付することなども発表した。

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