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aiko、映画『阪急電車』主題歌起用に感涙

 シンガー・ソングライター、aikoが、女優の中谷美紀主演映画『阪急電車』(4月29日全国公開)の主題歌「ホーム」(発売日未定)を書き下ろしたことが10日、わかった。上京前、阪急電車を毎日のように利用していたというaikoは「本当に本当に幸せ。あまりに思い入れが強すぎて、予告編で泣きました。あぁ…本当に嬉しい」と喜びをあらわにしている。

 同作は、aikoの出身地の関西を走る阪急電鉄・今津線が舞台。aikoの阪急電車への思い入れの強さは、自身初のベスト盤『まとめI』『まとめII』(23日同時発売)の締めくくりの曲として、阪急の駅名をタイトルにした「三国駅」(2005年発表)を収録したことからもうかがえる。

 映画制作サイドも関西出身の女性アーティストによる主題歌にこだわった。プロデューサーの重松圭一氏(関西テレビ)は「関西のメディアが関西を舞台に全国へ発信する映画という意味からも、女性をターゲットにした“生きていくことに前向きになれる楽曲”という観点からも、aikoさんしか考えられませんでした」と振り返る。

 また、草なぎ剛主演の『僕〜』シリーズや、阿部寛主演の『結婚できない男』など人気ドラマの演出を担当し、本作が映画デビューとなる三宅喜重監督は「いろんなことがあっても明日からまた頑張ろうと思ってもらえる映画にしたいと思っているのですが、この主題歌はまさに思っていたとおり。私自身が頑張ろうという気になった」と話すなど、映画と主題歌との相性は抜群だ。

 同映画は、女性作家・有川浩氏の人気小説が原作。キャストは中谷、戸田恵梨香宮本信子南果歩谷村美月、有村架純、小柳友勝地涼玉山鉄二芦田愛菜ほか。関西のみ4月23日より先行公開される。

 なお、新曲「ホーム」はベスト盤には未収録。同アルバム発売後の4月29日から、約10ヶ月ぶりの全国ツアー『Love Like Pop vol.14』(17ヶ所26公演)を開催することも決定した。

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