1980年代の小劇場文化を牽引した、作家・鴻上尚史が主催する劇団「第三舞台」が今年11月、実に10年ぶりに復活する。同劇団は、野田秀樹の「夢の遊眠社」や三谷幸喜の「東京サンシャインボーイズ」らと共に“小劇場第3世代”の旗手的存在として活躍し、現在テレビや映画で活躍する俳優陣を多数排出してきた老舗劇団の1つ。鴻上は2001年の20周年記念公演で、「『第三舞台』として、10年後に会いましょう」と活動を封印し、単独で創作活動を続けてきた。今年、10年前の公約通り当時の劇団員・筧利夫らが集結し新作を発表する。
東京・早稲田大学の演劇サークル「早稲田大学演劇研究会」に所属していた鴻上が、81年に大隈講堂裏特設テントで同劇団を旗揚げ。以降、ユーモアと社会風刺を交えたセリフ回し、スピード感を際立たせる場面転換で次々に観客を魅了し、チケットは発売日に即日完売となる人気劇団に成長し、95年には演劇界の直木賞と称される『第39回 岸田戯曲賞』を受賞した。しかし、2001年の『ファントム・ペイン』を最後に10年間の活動休止を発表。当時の劇団員だった筧や勝村政信らはテレビや映画へと活動の拠点を移し、鴻上自身も映画監督やTVドラマの脚本、ラジオのパーソナリティなど個々での活動を続けてきた。
満を持して今年11月、当時の“約束”を実行することになった鴻上は、劇団公式サイトにてコメントを発表。「10年、どうすごしていましたか? 人生はハードでしたか? なんとか生きていましたか?」と往年のファンに語りかけ、「年を重ねて来た自分達の人生を描きたいという思いと、今を生きてるという現実を描きたいという気持ちと、10年ぶりにメンバーと芝居を創りたいという熱意とともに、公演をやろうと決めました」と、堂々の復活宣言を行った。
公演には筧のほか長野里美、小須田康人、山下裕子、筒井真理子、大高洋夫ら当時の劇団員をはじめ、高橋一生も客演が決定している。11、12月に東京・紀伊国屋ホールでスタートし、その後大阪公演などを予定。
東京・早稲田大学の演劇サークル「早稲田大学演劇研究会」に所属していた鴻上が、81年に大隈講堂裏特設テントで同劇団を旗揚げ。以降、ユーモアと社会風刺を交えたセリフ回し、スピード感を際立たせる場面転換で次々に観客を魅了し、チケットは発売日に即日完売となる人気劇団に成長し、95年には演劇界の直木賞と称される『第39回 岸田戯曲賞』を受賞した。しかし、2001年の『ファントム・ペイン』を最後に10年間の活動休止を発表。当時の劇団員だった筧や勝村政信らはテレビや映画へと活動の拠点を移し、鴻上自身も映画監督やTVドラマの脚本、ラジオのパーソナリティなど個々での活動を続けてきた。
公演には筧のほか長野里美、小須田康人、山下裕子、筒井真理子、大高洋夫ら当時の劇団員をはじめ、高橋一生も客演が決定している。11、12月に東京・紀伊国屋ホールでスタートし、その後大阪公演などを予定。
2011/02/09