今年最も輝きを放った40代女性タレントに贈られる『STORY 2010 Woman of the year』授賞式が27日、都内で行われ、元バレリーナで女優の草刈民代（45）が同賞を受賞した。バレリーナを引退後、ヌード写真集発売から女優活動までまさに輝いた年となった草刈は、「40代になって、先がどんどん短くなっていく感じが切実にすると同時に、真剣な気持ちに立ち戻ることができた」と心境を語り、「その気持ちが心地良く生きたり、人生を豊かにすることにも繋がる。未知数なところはありますが、なにか新たなものが自分に身につけば」と、更なる飛躍を誓った。

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　ファッション雑誌・『STORY』（光文社）主催により開催された同授賞式は、今年1年間で目覚しい活躍をし、読者が“最も輝きを放っていた”と思う40代の女性タレントを表彰。栄えある第1回目の受賞に草刈は「『STORY』は創刊時からお世話になっているので、とても光栄」と笑顔。会場に集まった読者200名に向け「今はいろいろなもので美しさを保てる時代。材料があるぶん、自分の意志を持ってチョイスしていかないといけない」と美しさの秘訣を伝えた。

　草刈は昨年、36年のバレエキャリアに終止符を打ち、今年から本格的に女優業を開始。28日に最終回を迎えるNHK大河ドラマ『龍馬伝』でテレビドラマ初出演を果たし、龍馬の母役と旅館の女将役で一人二役を好演するなど、活動の幅を広げている。

　この日はほかに、35歳以上の一般女性2300名から選ばれたファイナリスト21名から、年齢を感じさせない美しさを持つ真の“美魔女”を発掘する『国民的“美魔女”コンテスト』最終選考会も開催された。