米韓ハーフの人気モデル・水原希子が、初の写真集『KIKO』（講談社）を12月22日に発売する。村上春樹の長編小説を映画化した『ノルウェイの森』で、演技未経験ながらも物語の核となる役柄に大抜擢されるなど、今、注目を集める人物のひとり。「いつも雑誌ではできないことをやってます」と、さまざまな挑戦を1冊に凝縮した。

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　『セブンティーン』モデルとしてデビュー後、『ViVi』など数々のファッション誌から引っ張りだこの水原。今年は映画デビューを果たしたほか、サッカーの本田圭佑選手らとユニクロのCMに出演、TBS『情熱大陸』では500日にわたる密着取材が放映されるなど、若手モデルの注目株に成長した。

　「今はかわいいモデルさんやタレントさんはたくさんいるから『私じゃなきゃだめ』ってモデルになりたい」と独自の立ち位置を意識したコメントの水原は、写真集では独特の世界観や妄想全開のファッションを披露。生い立ちや家族の話なども収録した。

　ファッション誌でできないことをやり尽くしたという水原は「すごくかっこいいものに仕上がったと思います」と満足げ。「スイートな私も、ビターな私も、すっぴんの私も、大人な私も、アホみたいな私も載ってるので、これを見て、自分もいろいろな顔があっていいんだなって、同世代の女の子たちに思ってもらいたいです」とアピールしている。