『第5回ポプラ社小説大賞』で4年ぶりの大賞を受賞し、鮮烈な作家デビューを飾った俳優・水嶋ヒロの処女作『KAGEROU』。本名・齋藤智裕名義で執筆し、ペンネーム・齋藤智として素性を隠して職業欄も無記名で応募し“実力”で審査員らを驚嘆させた。選考事務局は水嶋の作品を「テーマは命。ジャンルを飛び越えた新しい小説」と高く評価する一方で、処女作らしく荒削りな面もあり、内容の“斬新さ”ゆえに賛否両論もあったという。最終的には「それをも凌駕する書き手のパワー」が大賞の決め手となった。
2010/11/02
『第5回ポプラ社小説大賞』で4年ぶりの大賞を受賞し、鮮烈な作家デビューを飾った俳優・水嶋ヒロの処女作『KAGEROU』。本名・齋藤智裕名義で執筆し、ペンネーム・齋藤智として素性を隠して職業欄も無記名で応募し“実力”で審査員らを驚嘆させた。選考事務局は水嶋の作品を「テーマは命。ジャンルを飛び越えた新しい小説」と高く評価する一方で、処女作らしく荒削りな面もあり、内容の“斬新さ”ゆえに賛否両論もあったという。最終的には「それをも凌駕する書き手のパワー」が大賞の決め手となった。
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