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女優の市川由衣が、連続ドラマ初主演を務めるNHK時代劇『桂ちづる診察日録』(8月28日(土)後7時30分放送開始)の役作りのために、過酷な稽古の日々を送っている。このほどORICON STYLEのインタビューに応じた市川は、柔術も達者な蘭方医・ちづるを演じるにあたり、約半年間殺陣の練習に励んでいることを報告。「結構アザとかできます。私、運動神経なくて、苦痛でした」と最初は逃げ出したい一心だったというが、今では「投げたり、蹴ったりするのが気持ち良いんです!」と、その楽しさに“目覚めた”様子。「凄い負けず嫌い」で強心臓を自負する市川の今作への意気込みを聞いた。
デビュー10周年にして初主演、そして時代劇という舞台に胸を膨らませる市川。「違う自分が見せられる良い機会だなって。和服やカツラをかぶるのが初めてで、言葉遣いや所作も初めて」と自然と声を弾ませ「役も今までにない女医さんで。意思の強い人なので、サバサバしてるところも見てもらいたい。見ていて、気持ちの良い女性を演じるのを目指してます」。
ちづるが整骨と護身用のために習得した護身術も同ドラマの見どころのひとつ。1話に付き1シーン必ず殺陣が披露されるだけに重要な稽古だ。「1からの柔術でした。運動神経がないので最初は苦痛でした。でも丁寧に指導してもらったので、今は楽しいし、気持ちいいんです。私の体でも、ちょっと関節を決めると、大きな体の人でもヒョイって飛んでくんですよ! 日常生活の中でも使えたらって思いますね。ちょっと強気になれました(笑)。少しずつ出来てきて、もっとやりたいって思うようになりました」。
蘭方医ながら、漢方医であり、かつ華岡流医術(外科)も習得している万能女医を演じるにあたり、実際の手術現場も見学したという市川。「人の足を開いている手術や、縫う手術を見させてもらいました。血とか全然平気でしたね! むしろ興味津々になっちゃって。ほとんど目を外すことはなかったんじゃないかな。私の中で、(実際の手術)見れたことは大きかったです」と自身の“強心臓”ぶりを口滑らかに紹介してみせた。
「漢方の薬の名前が難しい」と苦悩は尽きないというが、近況として「今、手術のシーンの練習をしてます。手際よくやるのは難しいけど、頑張ってやってます」。医者役という心情にも思いをめぐらせ、「並みの精神じゃできないって思う。だから、お医者さんをやる人って、ちょっと変わってるというか、普通の感覚じゃないなって感じるんです。だから、ちづるもよっぽど強い女性じゃないのかなって、そう思うんです。あと、ちづるって、おてんばだったりもするんで、シーンによって色々な表情を見せたいですね」。
父の稼業を継ぎ、町の人々を救うために外科や内科、眼科など問わず診察を続けるちづるが、様々な苦悩を乗り越えて成長していく同ストーリー。自身の節目の年での主演作で、時代劇の所作や殺陣といった様々な試みに挑む市川。ちづると共に女優として更なる高みを目指す彼女の今後に注目したい。
◆関連ニュース NHK|ドラマ
女優の市川由衣が、連続ドラマ初主演を務めるNHK時代劇『桂ちづる診察日録』(8月28日(土)後7時30分放送開始)の役作りのために、過酷な稽古の日々を送っている。このほどORICON STYLEのインタビューに応じた市川は、柔術も達者な蘭方医・ちづるを演じるにあたり、約半年間殺陣の練習に励んでいることを報告。「結構アザとかできます。私、運動神経なくて、苦痛でした」と最初は逃げ出したい一心だったというが、今では「投げたり、蹴ったりするのが気持ち良いんです!」と、その楽しさに“目覚めた”様子。「凄い負けず嫌い」で強心臓を自負する市川の今作への意気込みを聞いた。
デビュー10周年にして初主演、そして時代劇という舞台に胸を膨らませる市川。「違う自分が見せられる良い機会だなって。和服やカツラをかぶるのが初めてで、言葉遣いや所作も初めて」と自然と声を弾ませ「役も今までにない女医さんで。意思の強い人なので、サバサバしてるところも見てもらいたい。見ていて、気持ちの良い女性を演じるのを目指してます」。
ちづるが整骨と護身用のために習得した護身術も同ドラマの見どころのひとつ。1話に付き1シーン必ず殺陣が披露されるだけに重要な稽古だ。「1からの柔術でした。運動神経がないので最初は苦痛でした。でも丁寧に指導してもらったので、今は楽しいし、気持ちいいんです。私の体でも、ちょっと関節を決めると、大きな体の人でもヒョイって飛んでくんですよ! 日常生活の中でも使えたらって思いますね。ちょっと強気になれました(笑)。少しずつ出来てきて、もっとやりたいって思うようになりました」。
蘭方医ながら、漢方医であり、かつ華岡流医術(外科)も習得している万能女医を演じるにあたり、実際の手術現場も見学したという市川。「人の足を開いている手術や、縫う手術を見させてもらいました。血とか全然平気でしたね! むしろ興味津々になっちゃって。ほとんど目を外すことはなかったんじゃないかな。私の中で、(実際の手術)見れたことは大きかったです」と自身の“強心臓”ぶりを口滑らかに紹介してみせた。
「漢方の薬の名前が難しい」と苦悩は尽きないというが、近況として「今、手術のシーンの練習をしてます。手際よくやるのは難しいけど、頑張ってやってます」。医者役という心情にも思いをめぐらせ、「並みの精神じゃできないって思う。だから、お医者さんをやる人って、ちょっと変わってるというか、普通の感覚じゃないなって感じるんです。だから、ちづるもよっぽど強い女性じゃないのかなって、そう思うんです。あと、ちづるって、おてんばだったりもするんで、シーンによって色々な表情を見せたいですね」。
父の稼業を継ぎ、町の人々を救うために外科や内科、眼科など問わず診察を続けるちづるが、様々な苦悩を乗り越えて成長していく同ストーリー。自身の節目の年での主演作で、時代劇の所作や殺陣といった様々な試みに挑む市川。ちづると共に女優として更なる高みを目指す彼女の今後に注目したい。
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2010/05/30