「まだ、デビューは早いんじゃないか?とも思ったんだけど、結局は俺らが良い曲を書くか? 良いライヴが出来るか? ですから。今は戸惑いも無く、“やってやろう!”って気持ちです」(尾崎雄貴)
「僕は不安もあるんですけど、それ以上にバンドが好きだから。音楽を続けたいって気持ちが不安にも勝ってます。あとは東京に転校した時、絶対に自己紹介は失敗したくないな!って(笑)」(尾崎和樹)
メンバーは全員10代。バンドは尾崎雄貴(Vo&Gu)と弟の和樹(Dr)を中心に、佐孝仁司(B)と共に07年に結成。09年に加入した岩井郁人(Gu)は、『閃光ライオット』で競い合ったライバルでもあった。
「遊び感覚で、ゲームするような感覚でバンドを始めたけど、どんどん楽しくなってきて」(佐孝)
「僕は別のバンドでやってたんだけど、一緒にやった時に凄い化学反応が起きた気がして」(岩井)
「今、振り返ると全部が奇跡的だったなって。この予想の付かない感じは、なんだか漫画の中にいるような気にもなるんですよね。岩井くんと『閃光』で出会えたのも奇跡ですね。元々、ギター&ボーカルだから、俺の気持ちも理解してくれて凄く嬉しくて。岩井くんが加入して、やっとGalileo Galileiが転がり出した気もするんです」(雄貴)
彼らが世に出るキッカケとなった夏フェス『閃光ライオット』。遊びの延長で応募した『閃光ライオット』だったが、ラジオで自分たちの楽曲がかかった瞬間、彼らの意識も大きく変わったそう。
「それまで地元のお祭りとかで演奏してたのに、急に同世代の共感してくれる人が増えて戸惑ったり、怖くなったりしたんです。でも、そこで逆に自分にあるモヤモヤに気付けて。“これをバンドでぶつけないと”って気持ちになれたから、『閃光ライオット』は個人的にもバンドとしても大きなターニングポイントになったんです」(雄貴)
『ハマナスの花』に収録された楽曲で描かれるのは希望や不安、焦りや孤独といった、心の奥底にある本音、10代のリアル。楽曲を通じて、彼らは同じ思いを抱く同世代の仲間に「僕はこう思うけど、君はどう?」と問いかけるように歌う。
「それまで落書き感覚だった歌詞も、伝えたいメッセージを考えた上で書くようになって。歌詞を書くのも凄く楽しくなったんです。“俺はこう考えている”ってことを書いて、聴いた人が何か感じて、反応してくれるのが嬉しくて」(雄貴)
また、年間平均気温7℃(!)という、日本最北の地・稚内の土地柄も楽曲に影響しているよう。
「稚内と似てる所があるのか、北欧のバンドに衝撃を受けたんです。ドリーミーだけど芯があって寂しげで……いつか、北欧でライブをやりたいですね。きっと伝わる物もあると思うので」(雄貴)
彼らがデビューのきっかけをつかんだ音楽フェスティバル、『閃光ライオット2010』は現在出場者を募集中。10代ならバンド、シンガー、ダンサー、ラッパーなどスタイルは自由。今年からはオリジナルが作れなくても「カラオケステージ」への応募が可能だ。応募の方法は、現在発売中の月刊デ☆ビュー3月号および、3月1日発売の4月号に掲載中。同誌にはGalileo Gallleiのインタビューと、TOKYO FM&JFN系で放送中の『SCHOOL OF LOCK!』のやましげ校長、やしろ教頭のインタビューが掲載されている。
■閃光ライオット2010応募要項
http://www.deview.co.jp/ds/search.html?cmd=view&id=7793&
■閃光ライオット2010 カラオケステージ応募要項
http://www.deview.co.jp/ds/search.html?cmd=view&id=7794&
■アーティストオーディションニュース満載『WEBデ☆ビュー』HP
http://www.deview.co.jp/
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2010/02/24