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　お笑いコンビの麒麟、ジャルジャル、モンスターエンジン、スマイルが17日、東京・大門で開催された『週末よしもと baseよしもと 10周年ツアー』初日公演後に報道陣のインタビューに応じた。麒麟・田村裕は「昨年印税をたくさんもらったけど、使い切りそう。残り20万円。これから裸一貫で頑張りたい」とサプライズ報告。「親父に一軒家の新築が欲しいとわがまま言われた」ため、地元・大阪に4LDKの“ホームレス”御殿を現在建築中であることを明かした。

　自身の貧乏エピソードを綴った『ホームレス中学生』がミリオンヒットした田村が、その印税を使って家族のためにマイホームを建てる。「家買いました。残り20万円なので頑張りたいですわ」と一念発起しての決断だったようだ。

　印税生活とも“オサラバ”ということで、俄然仕事一辺倒かと思いきや、今年の抱負を聞かれた田村は「僕も眞鍋（かをり）さんのような彼女を作りたい」と欲望をチラリ。相方に交際ネタをかぶせられた川島明は「僕はbase卒業者で唯一眞鍋さんと付き合ったので、そういう意味でも後輩に夢を与える活動をしたい」と開き直って見せた。

　年間来場者数20万人を超える大阪若手芸人の登竜門的な劇場『baseよしもと』の開館10周年を記念し、全国11か所を回る同ツアー。麒麟をはじめ、卒業生のFUJIWARAらが参加し、新旧メンバーがネタ共演を果たす。若手メンバーで奮闘するジャルジャルは「全部のライブを大成功させたい！」と意気込んでいた。

　同ツアーは山口、静岡、京都、長野、鳥取、鹿児島、宮城、和歌山、大阪の順で3月14日（日）まで上演する。2月1日（月）には写真集『baseよしもとwith大阪QUAKE』が発売される。DVD『凸base（デコベース）』は発売中。