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　歌手の平原綾香が、2010年1月公開の映画『オーシャンズ』のテーマソングで初のデュエット曲を披露する。デュエットのお相手は“ポップオペラの貴公子”として注目されている藤澤ノリマサ。映画のテーマソングにこの2人を起用した配給会社・ギャガの宣伝プロデューサー・夏目苗子氏は、「平原綾香さん、藤澤ノリマサさんのおふたりのご参加は素晴らしいものになるのではないか」と期待を寄せている。

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　2人がデュエットするテーマソングは、来年1月に発売される「Sailing my life」（仮題）。ベートーヴェンの「悲愴（ピアノ・ソナタ　第8番　ハ短調　作品13 《悲愴》 第2楽章）」をカバーした楽曲だ。

　平原は、03年12月に発売したホルストの「木星」をモチーフにした「Jupiter」でデビューし、92.4万枚（オリコン調べ）を記録。最新アルバム『my Classics！』でもクラシックのカバー曲に挑戦し、全ての収録曲がクラシックナンバーとなった。藤澤もポップスとオペラを融合させた“ポップオペラ”というスタイルで人気。これまでクラシック曲をフィーチャーしてきた2人だけに、今回のベートーヴェンの「悲愴」を下敷きにした「Sailing my life」でのデュエットが注目されそうだ。

　平原は今月21日にシングル「Ave Maria!〜シューベルト〜」を、藤澤は11月4日にシングル「Domani〜明日をつかまえて〜」を発売する予定。


　平原綾香