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　女優の涼風真世が17日、都内で行われたミュージカル『パイレート・クィーン』の製作発表に共演者と共に出席。夫でラグビー元日本代表の今泉清氏との破局が報じられている涼風は、左手薬指に指輪をせず会見中は離婚に関して特に語らなかった。イベント後、報道陣の取材に対し涼風の所属事務所は「離婚に向けて調停中で、お互いに弁護士を立てているので、話せる段階ではない」とコメントした。

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　舞台は、16世紀のアイルランドに実在し、母や女として生涯戦いぬいた“海賊の女王”グレイス・オマリー（保坂知寿）を史実をもとに描く。グレイスと対立するイングランドの女王エリザベス一世を演じる涼風は「精一杯務めたい。周りに助けていただきながら、初日の幕を開けられれば」と意気込みを語り、主演の保坂との初共演に「いつかご一緒したいと思ってたので、幸せです」と頬をほころばせた。

　保坂は「グレイスの正しいことに立ち向かうところ姿に共感。海賊というと、ゴージャスとかいう面がありそうですが、リアルな存在を自分の中で探していきたい」と話していた。

　『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』を生み出したアラン・ブーブリル＆クロード＝ミッシェル・シェーンベルクの最新ミュージカル『パイレート・クイーン』は、東京・帝国劇場にて11月28日（土）から12月25日（金）まで、来年1月1日（金）から1月11日（月）まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演。


　今井清隆