■希代のメロディメーカー・吉俣良、人気のヒミツ
今でもよく聴くアルバムの中に、日向敏文の91年の作品『PREMIERE』がある。『東京ラブストーリー』や『愛という名のもとに』、『ひとつ屋根の下』(全てCX系)シリーズなどの人気ドラマのサントラを手がけ、当時“サントラの帝王”の異名を取った日向のベスト盤だ。CMでも引っ張りだこだった彼の作る音楽は、とにかくメロディがせつなく、美しい。繊細で、情景がパッと浮んでくる。彼の音楽が流れてきた瞬間、“時間の色”が変わるというか、様々な風景や情景が浮んでは消え、彼の音にどっぷり身を委ねている、そんな感覚になる。全く色褪せることがない、普遍性を湛えた彼が作る音楽はいつ聴いても変わらぬ感動を与えてくれる。
では、現在の“サントラの帝王”といえば……吉俣良だろう。
彼がこれまでに手がけた主な作品は、2008年度大河ドラマ『篤姫』、NHK朝の連続テレビ小説『こころ』、韓国ドラマ『イルジメ【一枝梅】』(TX系)、『薔薇のない花屋』(CX系)、『風のガーデン』(同)、『Dr.コトー診療所』(同)、『プライド』(同)、『空から降る一億の星』(同)、映画『冷静と情熱のあいだ』、『バッテリー』等数え切れないほどのヒット作品がある。他にも、知らず知らずのうちに耳にしていて、「これ聴いたことがある!」という作品がキラ星のごとく…。そして今オンエア中の人気ドラマ『救命病棟24時』(CX系)の音楽も担当している。また、aiko、ゆず、ORANGE RANGE、CHAGE&ASKA等のアーティストのアレンジ・プロデュースも手がけている。
吉俣が作る音楽に共通しているのは“優しさ”だ。温かくて、どこまでも優しくて、そしてセンスの良さを感じさせてくれる。もちろん優しさだけではなく、力強さや哀しさ、時に緊張感も感じさせてくれるが、でも必ず最後には優しい気持ちにさせてくれる。どんなに辛いシーンに使われても、彼の作る音楽は必ず“希望”を残してくれる。そのさじ加減が抜群=センスがいい。今最もノッているメロディメーカーの1人だ。
そんな彼のベストアルバム『Best Soundtracks〜篤姫BEST and more〜』が8月5日にリリースされた。大河ドラマ『篤姫』のサントラから選曲&初CD化となる音源を含めた篤姫ベストと、これまで彼が手がけた膨大なサントラから選りすぐりの楽曲を収録したキャリアベストがパッケージされている。さらに初の映像作品、昨年7月に行なわれた初のソロコンサートの模様をシューティングしたものが特典DVDとして付いている。この24人編成のオーケストラが放つ音は圧巻で、感動的だ。
サントラというキーワードは全く関係なく、あくまでひとつの作品として成立している。音楽は優しさに溢れているが、内容は非常に“強い”。
それにしてもこの内容(DVD含めて3枚組)で3500円というのは非常にお得感がある。
そして9月9日には絶好調のドラマ『救命救急24時』のオリジナルサウンドトラックもリリースされる。これだけでは終わらない。8月28日から放送予定のNHK連続ドラマ『派遣のオスカル』、10月公開予定の映画『引き出しの中のラブレター』(主演:常盤貴子)も音楽を担当する。
今までもそうだが、これからはもっと“サントラの帝王”吉俣の音楽を耳にする機会が多くなりそうだ。テレビや映画で、「おっ、この曲いいなぁ」と思ったら吉俣良、という確率は高い。

吉俣良
⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ
今でもよく聴くアルバムの中に、日向敏文の91年の作品『PREMIERE』がある。『東京ラブストーリー』や『愛という名のもとに』、『ひとつ屋根の下』(全てCX系)シリーズなどの人気ドラマのサントラを手がけ、当時“サントラの帝王”の異名を取った日向のベスト盤だ。CMでも引っ張りだこだった彼の作る音楽は、とにかくメロディがせつなく、美しい。繊細で、情景がパッと浮んでくる。彼の音楽が流れてきた瞬間、“時間の色”が変わるというか、様々な風景や情景が浮んでは消え、彼の音にどっぷり身を委ねている、そんな感覚になる。全く色褪せることがない、普遍性を湛えた彼が作る音楽はいつ聴いても変わらぬ感動を与えてくれる。
では、現在の“サントラの帝王”といえば……吉俣良だろう。
彼がこれまでに手がけた主な作品は、2008年度大河ドラマ『篤姫』、NHK朝の連続テレビ小説『こころ』、韓国ドラマ『イルジメ【一枝梅】』(TX系)、『薔薇のない花屋』(CX系)、『風のガーデン』(同)、『Dr.コトー診療所』(同)、『プライド』(同)、『空から降る一億の星』(同)、映画『冷静と情熱のあいだ』、『バッテリー』等数え切れないほどのヒット作品がある。他にも、知らず知らずのうちに耳にしていて、「これ聴いたことがある!」という作品がキラ星のごとく…。そして今オンエア中の人気ドラマ『救命病棟24時』(CX系)の音楽も担当している。また、aiko、ゆず、ORANGE RANGE、CHAGE&ASKA等のアーティストのアレンジ・プロデュースも手がけている。
そんな彼のベストアルバム『Best Soundtracks〜篤姫BEST and more〜』が8月5日にリリースされた。大河ドラマ『篤姫』のサントラから選曲&初CD化となる音源を含めた篤姫ベストと、これまで彼が手がけた膨大なサントラから選りすぐりの楽曲を収録したキャリアベストがパッケージされている。さらに初の映像作品、昨年7月に行なわれた初のソロコンサートの模様をシューティングしたものが特典DVDとして付いている。この24人編成のオーケストラが放つ音は圧巻で、感動的だ。
サントラというキーワードは全く関係なく、あくまでひとつの作品として成立している。音楽は優しさに溢れているが、内容は非常に“強い”。
それにしてもこの内容(DVD含めて3枚組)で3500円というのは非常にお得感がある。
そして9月9日には絶好調のドラマ『救命救急24時』のオリジナルサウンドトラックもリリースされる。これだけでは終わらない。8月28日から放送予定のNHK連続ドラマ『派遣のオスカル』、10月公開予定の映画『引き出しの中のラブレター』(主演:常盤貴子)も音楽を担当する。
今までもそうだが、これからはもっと“サントラの帝王”吉俣の音楽を耳にする機会が多くなりそうだ。テレビや映画で、「おっ、この曲いいなぁ」と思ったら吉俣良、という確率は高い。
吉俣良
⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ
2009/08/12





