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舞台『恋人は透明人間』は、イケメンすぎるがゆえに平穏な生活が送れない主人公・大倉栄太郎(米原幸佑)が、幼馴染・楓(福井未菜)との“普通の恋愛”を全うするべく、高校進学を機に超ダサく変装、「逆高校デビュー」することで巻き起こる騒動を描いたラブコメディ。
主人公の“奇跡のハンサム青年”栄太郎を演じる、ユニットRUN&GUNの米原幸佑は、「華やかな女性たちに囲まれて団体生活が送れるっていうのは、芝居の中だとしても幸せだなと思います。イケメンすぎてまともに高校生活送れないってどういうことなんや! って、始めは大丈夫かなって思ったんですけど、申し訳ないなと思いつつ、こんなチャンスめったにないんで、この期間楽しもうと思いました(笑)」と、イケメンになりきる決意を固めた模様。
「JUNON恋愛小説大賞」優秀賞受賞の作品は、甘酸っぱい気持ちになれるシーンも満載。
「ボクは初めて告白したのが中学3年生のときなんですけど、そのときの気持ちを思い出したりしながら稽古してたんです。そしたら楓に告白する場面で、手紙を渡す手がプルプルって震えだして、手を繋いだりするシーンで手汗とかすごくって、未菜ちゃんゴメンって(笑)」(米原)
ヒロイン楓役の福井未菜をはじめ、増田有華(AKB48)、田中涼子ら共演陣は人気アイドルぞろい。それぞれの女優の印象について米原に聞くと、
「ボクは原作を読んでたので、未菜ちゃんは楓だなって直感的に思って。ほわほわしてマイペースな感じで、すごく優しい子。涼ちゃんは写真を見たとき、広瀬っていう女王様キャラにぴったりだと思ったんですけど、どんどんボロが出てきて(笑)、知れば知るほど笑かしてくれるような天然な子ですね。有華は子供っぽい子なのかなと思ったけど、ものすごいしっかりしてる子で、17歳とは思えない存在感を放っていて、やっぱりそういうグループにいて、揉まれてしっかりしたんやろなと思いました」
逆に女優陣に米原について聞いてみると、
「初めて会った時に“イケメンだなぁ”ってテンション上がって。そして稽古最終日にポメラニアンを飼ってることが発覚して、めっちゃ可愛らしいところがあったり(笑)。稽古でもいつも楽しもうという姿勢に刺激を受けました」(福井)
「賑やかそうな人やなっていうのが第一印象で。稽古の初日に“ゲームをしながら打ち解けていこう”って、めちゃめちゃ盛り上げてくれたんです。ホンマにリーダーや、この人に引っ張られていったら、この舞台は成功しそうやなって最初から感じさせてくれました。演技の稽古に入っても皆を盛り上げてくれて、すごくやりやすかったです」(増田)
「米原くんが一番出るシーンも多いしセリフも多いのに、稽古が終わったら一番に飲みに行こうぜってみんなを誘って、朝まで飲んだりしてるみたいで、すっごいタフだなーって思いました(笑)」(田中)
と、座長としてメンバーを乗せていくイケメンぶりを発揮しているようだった。
これだけのチームワークが生まれている一因に、この日登壇したメンバー全員が関西人だということもあるようだ。
「稽古期間中、関西弁がめっちゃ出たかもしれません。そのぶんすごく感情が乗りました」(福井)
「食事のときとかに話していると、ツッコミが早いなって。他にも関西の方が多いんですけど、話を掘り下げていくと近所だったり。世界狭いなっていうのを感じました」(増田)
「私はツッコミがあまりできないので、教えてくれる人がいっぱいいて助かりました」(田中)
「涼ちゃんがツッコミがなかなかうまくいかへんっていうとき、関西人が集まって考えて、バーってずっこけたらいいんやーとか勝手に盛り上がってたら、演出家に一発でダメ出されました。同じにおいがする人が多くて、和気あいあいとしましたね」(米原)
舞台『恋人は透明人間』は7月8日〜12日、池袋・シアターグリーンBIG TREE THATERにて上演。
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2009/07/08