宮藤官九郎が構成・演出を手掛ける「あべ一座」は、芸能人からごく普通の一般人まで、出演者にすべて“あべさん”や“あべ風”など、“あべにまつわる人を選出した、異色の歌謡バラエティーショー。番組オリジナルの一座を結成し、7月にNHKホールで公開収録、8月にNHK-BSで放送される。音楽に阿部義晴(ユニコーン)、出演には一般公募で決定した“あべさん”のほか、阿部サダヲやNHKアナウンサー阿部渉など著名な“あべさん”の出演が決定している。
「僕の身近に面白いあべ(阿部サダヲ)がいまして、苗字だけでくくって面白いことができたらいいなって思ったのが、すごく前。今はそのときの自分の責任を取らされてるっていう感じです(笑)。結構いないんですよね。ぼくは宮城県の出身なんですけど、クラスに一人はいたんですけど(※“あべ”姓が全国で一番多いのは宮城県というプロデューサーのフォロー有り)、ぼくの周りにはたまたま多かったという」
宮藤はさらに、「ちょうどいいマイナー感ですね。“私もあべです”っていうトキメキは、“佐藤です”っていうよりも高いかなと。そして“あべさん”は多分、何をやらされるにしても決断が早いと思うんです。クラスでアイウエオ順に座らされると、かなり前のほうで、『あ』の人からって言われたときに、とにかく何か答えなきゃいけない。“わたなべ”とかはいろんなこと考えちゃって。その点“あべさん”は勢いがあるんじゃないかと。今考えたんです、すいません(笑)」
『あべ一座』が公演を行うのは、05年のNHK紅白歌合戦で、グループ魂のメンバーとして立って以来となるNHKホール。「実に“あべ”にふさわしい。ここに“あべさん”がいっぱいでるのかと考えたらワクワクしました」と期待を語った。
この会見の前に、約300通にのぼる一般公募の書類選考を行った宮藤は、「書類を見ながら、あべかあべじゃないかと延々審査してまして、こんなにあべのことを考えたことはありません。“3年の間に阿部サダヲと街で5回あった”という、その1点だけで応募してきた人もいましたが、その人はあべじゃないんです(笑)」。
書類選考の通過者を対象に、6月20日に最終選考を実施。7月11日の公開収録を目指して稽古を行っていく。「リハーサルのときに、出演者の皆さんのことを何て呼ぶのかというのは考えどころですね。いきなり下の名前で呼ぶのかって(笑)」。まだまだナゾにつつまれた歌謡バラエティショー『あべ一座』は、8月上旬BShi、8月下旬BS2で放送される。
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2009/06/02