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原稿紛失で出版社を提訴した人気漫画家が講談社に“電撃移籍” 新雑誌で新連載を開始

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 雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)で01年から07年まで連載された人気漫画『金色のガッシュ!!』の作者で、08年、同作の原稿紛失による損害賠償で出版元の小学館を提訴した漫画家・雷句誠氏が、講談社から創刊される新雑誌で新たに連載を開始することを27日付のブログで発表した。『週刊少年マガジン』の増刊号として誕生する9月10日発売の新雑誌から新連載を開始し、その前日発売の『少年マガジン』には新作のプロローグとなる「エピソード0」を読み切りとして掲載。2日連続の新作発表という大胆さで、講談社に“電撃移籍”する。

原稿紛失で裁判になった『金色のガッシュ!!』(小学館) 

原稿紛失で裁判になった『金色のガッシュ!!』(小学館) 

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 雷句は『金色のガッシュ!!』の連載終了時期を巡って小学館編集部との意見が食い違い、さらに原稿返却の際に、数点の原稿が返却されなかったことや、その際の編集部側のずさんな管理体制に疑問を抱き、08年6月6日に小学館に対し、損害賠償とポジフィルムの返還を求めて東京地裁に提訴。訴訟の詳細は雷句のブログで公開された。同年11月11日、雷句は小学館の謝罪と和解金255万円で和解を成立させていた。

 新たに講談社をパートナーとして、執筆を開始した雷句は「すでに3話目まで上がっており、今はその週刊少年マガジン本誌に描く、エピソード0を作画している途中です。そして、その新創刊がでる9月以降に何本か、他の雑誌と連動して読み切りを数本描く予定となっています」と創作への情熱を綴っている。

 また、5月20日発売の『マガジンSPECIAL』(講談社)には、雷句の情報が掲載され、「ちょっとしたインタビューと1ページのエッセイマンガ、一本の4コママンガを描きます。このインタビューで次回作の内容にちょこっとふれていますよ。よければ読んでください」とアピールしている。



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