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　自身の公式ブログが、事実とは異なる誹謗中傷を書き込まれ“炎上”したことで警察に被害届けを提出、男女18人の立件にまで発展した事件の被害者であるお笑いタレント・スマイリーキクチが25日（水）、都内で行われた『Japan Blog Award 2009』にゲストとして出席した。ブログで起こった自身の苦い経験を話したキクチは、最後に「何かあったら警察に。そういう気持ちでいれば楽しくやれるのでは」とブロガーたちに呼びかけた。

　「ブログを書き続けている人を応援したい」という想いで昨年から始まった同イベントでは、総エントリー数2866ブログから7部門49ブログがノミネート。一般ユーザーから集まった1万1157票の投票と審査員の選考により“きんとと氏”のブログ『きんととの官公庁ビックリバイト体験4コママンガ『すべては県民のために。これが県庁公務員』』がグランプリに決定した。

　グランプリの発表後、“ブロガーたちにエールを送るため”に登壇したキクチ。自身がブログを始める時の心境を「僕はインターネットでいろいろな人に“スマイリーキクチは悪魔のような人”と（いうイメージを）勝手に作り上げられてしまって、やって大丈夫かなと思った。炎上もしてしまいましたし」と振り返ったが、最後は「何かあったら警察に。これからもお互いに頑張っていきたいと思います」と経験を踏まえたアドバイスをブロガーたちに送り、締めくくった。

　イベントにはほかに審査員としてエンターテインメント・趣味部門にタレント・ルー大柴、生活・子育て部門に歌手で会社員の木山裕策らが出席した。

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　木山裕策